壊れたとありますが、アマゾンさんなら初期不良で交換して貰えます。 まず慣らし歩行をして歯や下駄紐を馴染ませた方が良いと思われます。 基本的に、切れるのはまだ歩行方が正しくなく負担が集中する事によるものと思われます。 歯が折れるのは初期不良の可能性もありますので、交換して貰いましょう。
甲野善紀氏関連の本では異色とも言えるほどイラスト主体で、良くも悪くもいかにも女性向けの構成です。甲野氏の無骨で古風な写真ばかりよりも親しみやすくはありますが、やはりこの方の技法はDVD付きでないと(特に初めて試してみる人には)要領が分かりにくいと思います。支点を作らないとか、桁崩しとかそういう本格的な解説はほとんど出てきません。
ですが、古武術がこういう風に日常生活に取り入れられるんだという新鮮さがあり、入門書としてはおすすめです。肩こり解消法などは意外な効用でした。
この本を読んで興味を持ってからDVD付きの解説書を購入されるといいかも知れません。
日本人であれば誰しも関心を抱かざるをえない3・11。
それゆえに、震災について取り上げた雑誌の記事などはセンセーショナルなものが多く見受けられる。
この本も例外なくそういったことがらを扱っている。扱ってはいるのだが、全編を通してその視点は柔らかい。
被災者の生活やそれを取り巻く環境、政府の対応を、煽り、叩く論調があふれる中で、この本はなんとも緊張感がない。
ただ、それが妙に腑に落ちる。
被災地を訪れる作者含む女性3人の発言や行動は、連日の報道とはかけはなれた実に日常的なものばかり。
まるで旧知の友人を尋ねるような物腰で描かれ、イラストもゆるい。
そんな中、ときおり胸に刺さる描写が織り込まれる。わたしたちの日常が震災以降激変したことを痛感させられる。
この本を不謹慎だと感じる読者は少なくないだろう。しかし、これから長く続く復興をしかめっ面だけでやりとおせるとは到底思えない。
この本に登場する作者や同行者、被災者の方たちは、すでに震災を日常に飲み込んでしまっているのだろう。
日本中が震災以降、本来の姿ではない生真面目さをお互いに押し付けあうこの時期に、こういった切り口の本は貴重だ。
ガンと人との闘いは数多く本になっている。 どれが優れていて、どれが稚拙かなどと優劣をつけられるものではない。 人の死を扱い、生きざまを綴る真実は、等しく重いと思う。 といいながらも評価を“5”とするのは、そこここに、著者の作家としての本能が窺がえるからだ。 「つらい」はあっても「悲しい」はない。「泣く」もない。 淡々と自分の気持ちをつづり、ヒステリーを起こして自棄になる様を告白する。 楽しい思い出を反芻し、去年と同じことをしようとしても、身体が利かず、できなくなってゆく 「パタさん」を見つめる。 病を見つめ、療法に迷い、愛する人を失う不安に駆られる。 死の影に怯えながら、仕事をこなし、介護が必要な両親を支え、パタさんの闘病を支える。 赤裸々に語られる日々は、壮絶の一語につきる。
著者は、「パタさん」と出会い、ともに暮らした。 しかし、幽明境を異にした今、それが墓の下であっても、再び共に眠ることはないのだろう。 傍目にはそれが、悲しい。
齋藤孝メソッドの決定版と謳った、上達ノウハウのテーマに沿った内容が漏れなくまとめられている。「本の上手な探し方」を模索するテーマでは、インターネット書店も優れているが、書店で見ることで無駄な本を購入することがなくなったことや、個性的な書店による厳選した品揃えは言えば一つの教育機関と評価している。
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