懐かしいなぁ、澤井健。 この人の描いた漫画、久しく目にしていないと思ったら(私が知らないだけで実は活躍していらっしゃったら、すみません)こんな仕事なさってたんですね。 いやはや楽しませていただきました。 まず人をくったタイトルでツカミはOK。この書名にニヤリとした人は、ぜひご一読を。期待は裏切られませんよ。 ハリウッド大スター男優「姐さん化」の考察に腹の皮をよじらせ、フランス人女優の実像(?)に迫る一文に唸りました。 これでもうちょっとイラストが多ければ文句ナシだったのですが。★下げてしまってごめんなさい。
隠れた名作だと思う。軽薄だが甘えん坊な阿部、素朴で純情だが見た目が濃い永島、耳年増の三田の3ばか高校生トリオがおりなす海辺の町での(湘南がモデルと思われる)どたばたの日常を描いたギャグマンガ。エピソードに登場する先生たちや、美人だがエキセントリックな阿部の姉、阿部の彼女のセクシー(?)なみさとちゃんなど、脇役も楽しい。ハチャメチャなかにも主人公3人の友情や、ほろ苦い青春のエピソードもしっかり盛り込まれている。シュールなギャグセンスとシリアスなストーリー展開のバランスが絶妙であるが、作家もそこのところが難しいと感じているのかもしれない。物語の盛り上がった5巻でまさかの中断がされたままである。ネットでもいまだに再開を望む声が多い。
十数年前のギャグマンガだが、まだ十分現役な作品となっている。
流石に新鮮さは無くなっている、ただそれは古くなったというより他の以降のマンガに模倣されたりしているという原因もあると思う。
つまり他に模倣される対象足りうる力を、このマンガが有しているということが言えると思う。
特に映画からの引用や、顔の造形の推察からの笑いは孤高の位置を保っていると思う。
次巻の3巻でこの新装完全版も終結とのこと。
次巻に収録される予定らしい、「新作描き下ろし」で旧単行本全5巻で止まってしまった先に話を進めて欲しい、と切に願っています。
ようやくケリがついたんです…13年…待ちに待って、何故か待ちぼうけをくらって忘れた頃にランデヴー♪
あの3人が時間を超えて、あなたの腹筋を笑いで鍛えます!
笑いすぎてお腹が6つに割れたら、板とウエット持って海に行きましょう…
きっと恋の低気圧を心にかかえた少女?に逢えるでしょう♪
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