○音質
リマスターする前のCDを持っていないため詳しくは分りませんが聞いていて最近のCDと変わらないくらいきれいな音だなと思いました。
古いCDのこもった感じの音??がないと思います。
○思ったこと
QUEENは名曲ばかりで一度も聞いたことがない人でも「なんか聞いたことがあるかも?」と言うものがたくさんあって面白いです。
毎日聞いちゃいますね。
気になった人はYou Tubeなどで聞いてみるのもありかもしれません。(私もYou Tubeを見てハマりましたから。)
決して安価ではないですが買って損はないと思います。
こんな感じですが、参考になれば幸いです。
以上
ツェッペリンに象徴された栄光のブリティッシュ・ハードロック、その栄光を承継するトップランナーとされたクイーン。これは、その当時のハードロックバンドとしてのクイーン、そのヴォーカリスト・フレディー・マーキュリーのフィギュアです。
現物を見てまず思ったのは、「顔、似てる」です。もともと個性的な顔立ちの人なので造形し易いのかもしれません。また、細くて長い腕や脚、衣装のしわ、胸毛、手の甲の血管など、なかなかリアルに再現されてます。
そしてなにより‘イイ!’と思ったのは、体が反り返るほどに胸を張ったお馴染みの仁王立ちポーズ。デビュー当初から評判だったという、フレディーの堂々たるステージングを良く伝えていると思います。
過去に一度でもクイーンにハマッタひとにはおススメ商品だとおもいます。‘LIVE KILLERS’など聴きながら、このフィギュアを眺めつつ、今は亡き異色の天才に思いを馳せる・・、ちょっとしあわせな時間だとおもいます。
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著者のマーク・ヘイワードは、クイーンとロックのファンで、ミュージシャン写真のコレクター。 ロンドンにミュージシャンも訪れる中古レコードと写真を含むロック関係メモラビアのショップを出していたので、 そこへ売りに持ち込まれた写真と、サザビーズ等のオークションで求めた写真からこの本ができています。
デジカメとインターネットのない時代にミュージシャン写真を集めて保存したスリルと苦労話が序文に書かれています。
クイーン結成前の写真の多くも現在ネット上でも見ることができますが、結成前に在籍したバンド/ ブライアンの1984、ジョンのOppositionとThe Art、ロジャーのReactionのチケットやチラシも掲載されており、 よくも誰かが保存、著者のマークに持ち込んでくれたなあと感心します。 特筆すべきは、フレディのカレッジ時代の写真とエピソード。 これらは学友や元バンド仲間が撮影し、ビスケットを齧るフレディなどの不思議なショットもあり、 その時に聞いた話が写真の間に挿入されているのです。 フレディ・バルサラからフレディ・マーキュリーになる過程は、私はこの本で初めて詳しく知りました。
クイーンの前身と言われるスマイルの仲間は、よく知られるティム以外にもいて そのひとりクリスがフレディと一緒によく作曲をしていたそうで、1曲も完成しなかったけれど、 その中の通称「フレディのカウボーイ・ソング」の出だしは「Mama, I just killed a man...」だったそうです。
その後フレディはリバプールのバンドIBEXに入りマンチェスター・ツアーへ。シンガー・デビューを果たす。 その時の集団写真がネットでも見られる大勢の若者とズラーーッと並んだ、フレディが白Tシャツに赤いベルトで 写っていいるもの。
もうひとつ興味深いのは、IBEX, Wreckageの後、メロディー・メイカー誌の「ヴォーカリスト募集」広告を見て フレディが参加したSour Milk Seaのこと。 オーディションでフレディの歌を聞いたメンバー達は「全員ブっ飛んだ」と証言。 一緒にギグを始めたフレディは、即、自作の曲を持ち込み真剣にバンドの音楽性に意見をします。 そして、それがオリジナル・メンバー達の間にも亀裂を生みバンドは解体してしまったのです。
正にこの時、スマイルからはヴォーカリストのティムが抜け、ブライアンとロジャーを獲得するチャンスが! (著者によると、フレディは以前からスマイルに参加したかった、との見解) 「クイーン」という名前は、Ibexのメンバーがフレディとロジャーのことを「queens」とか「old queens」と 呼んでいたのが元になっているとのこと。
Sour MIlk Seaが壊れてしまったのに比べ、ブライアン&ロジャーはフレディの意見を聞く器を持ち、消化し、 ジョンを見つけ、新しい音楽を作り出してくれた・・・私はこの本を読んでここに一番感動しました。
・・・と、こんな調子で、写真とそれらが撮影された背景、人々の話を一緒に読んでいくと、 たとえ初見の写真ではなくても、「・・・そうだったのか!」と改めてクイーンの世界に入り込んでしまいますので、 英語の文章、決して難しい文体ではないので、ぜひ、読んでみることをお勧めします。 もちろん私には初めて見る写真もたくさんありました。
後半からもエピソードをひとつ。 「ライブ・エイド」でフレディがフェンダー/テレキャスターを斧のように振り回すショットへのコメントです。 「この写真を見ると、1969年に買って来たばかりのそっくりな白いギターを持って写るフレディの写真から、 よくもここまで来たなあと感慨深いんだ」 ー その昔の写真も本書に掲載されています。
<目次>
THE EARLY YEARS THE 1960s
FREDDIE AT COLLEGE 1966-1969
FREDDIE DISCOVERS KENSINGTON 1969
FREDDIE JOINS IBEX 1969
SMILE RECORDING SESSION 1969
FREDDIE JOINS SOUR MILK SEA 1970
QUEEN ON CAMERA 1974
(略)
QUEEN IN JAPAN 1975
DAY AT THE RACES HURDLE 1976
JAZZ LAUNCH PARTY 1978
'BICYCLE RACE' VIDEO SHOOT 1978
WE ALL CAME OUT TO MONTREUX... 1979
ROYAL BALLET REHEARSAL 1979
BACK TO TOKYO 1981
' IT'S A HARD LIFE' VIDEO SHOOT 1984
LIVE AID 1985
FREDDIE'S PARTY YEARS MID TO LATE 1980s
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参考図書として「ア・ライフ、イン・ヒズ・オウン・ワーズ」「クイーン 果てしなき伝説」「フレディ・マーキュリーと私」 「Hodkinson, Mark Queen The Early Years (Omnibus Press,1995)」(日本語版未出版) の4冊が挙げられているのも興味深い。 初めの3冊がフレディ本人と、近い人達による著書だから。 その見地から日本未出版の最後の本もクイーン本の中で信頼性が高そうだ。
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表紙は長谷部宏氏。シンコー・ミュージックより認可を得て使用しているとは言え、 彼自身のコレクションからでないのが個人的に疑問です。 それくらい、日本の写真を気に入っていたとすれば日本人として嬉しいですが。
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