レビューがガイドラインに引っかかってしまったようで掲載されてません><
嫌いな本の感想なら 納得するのだけれども。
とにかく 一から十まで最高の本です。おまえら 付箋もったか。蛍光ペン出せよ〜 です。まぁ リア充には そんなんいわれなくても当然だろ〜なかんじでしょうが。
女性の私でも楽しめました。この、丁寧語なのにけんか口調。 おもしろすぎで 爆笑。 辛辣であるが それは自分にもすべて向かっているという点で まったくもって 嫌いになるはずがないよね。杉作さんと片岡東陽さんのコミックの区別がつかない私ですが 今後もっと杉作さんに注目していきたいです☆
東映がめっぽう熱くアナーキックに、そして行き当たりばったりに映画を量産してたころをうかがい知る良質な資料…てなもんじゃ間違ってもありません。 執筆者たちも負けず劣らず、怪しげで、三角魂を炸裂させています。 すかした映画評からは百万パーセクも離れた、ボンクラ男の煩悩を満足させることだけに捧げられた映画の墓標の前で声の続く限り叫ばれる、キれまくった非鎮魂歌として、読むべし、読むべし、読むべし。 編集後記の藤木氏の「下田美馬・三田絵津子にもっともズベ公魂を感じる」には当時のラスカチョの潔さを思い出して、それだけでも泣けてくる。 これ読んでないやつが『キル・ビル』を語るんじゃねぇぞ! 第三弾はまだか!
●まず一番この方から受けた印象は自分を美化しない人、正当化しない人、過大評価の芽はすべて丁寧に絶つ人、そのようにお見受けしました。心理学的に喩えるとメタ認知が発達した人です。非常に自分の過去と現在を冷静に綴っている。とても客観的です。うだうだしていてカピカピに欠乏していた10代後半〜20代の頃の話は包み隠さずさすがだなあと思いました。普通有名人のエッセイは自分をだめに描いても非凡な個性を強調したり、金は無くても充実していたとか後付で才の萌芽があの頃からみたいな胡散臭い結局は自分のアピールみたいな代物になるのですが杉作さんは違いますね。●記憶力もかなりすごいと思いました。外形的な現象のみならずその頃の気持ちのありようまでよく覚えている。●笑っちゃうような話とか考えさせるような話は実はあまり無いのですがなんというか作り話じゃない味のある旅路です。杉作さんの過去から現在は。明るいわけでもないけど暗くもない。微妙に不安感も漂ってくる。大物で生活が安定した人のエッセイには無い味わいです。杉作さんの逡巡が伝わってきました。淡々と糧を得てあてどない(我ながら失礼ですね)彷徨をとぼとぼ歩んできた杉作さんのおおよその半生がここにある。●連載からの転載だそうですが初出の日付を振ってほしかったです。結構いつの時期かということが重要な話がいくつかあったので。●東映俳優への思い入れは以前から知っていましたがアニメやパソコンの造詣もほどほどにあったのは意外でした。●ザ芸能界交遊録みたいな話は一切ありません。テレビ出演等も。ほとんど私的な関係者のことばかりなので密度が濃くなっています。個人的にはトゥナイト2終了が連載時期と重なっていただけに窺いたかったのですが。
私が特に気に入っているのは、
J太郎氏が一つの話を終えて締めのトーク(一言二言)をする中で、
ややセクハラめいた発言・行動をする場面です。
J太郎氏の発言を大江さんがさらりと受け流す、すると画が店外の看板に。
その場面転換の仕方がなんとも…。
笑いはあるものの、その中に漂うペーソスがたまりません。
ただ、上記の内容を見て想像するだけでは、「J太郎?なんてけしからん奴だ」と、
特に大江麻理子さんのファンの中ではお怒りになる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それが全然いやらしくないから不思議なんです。何とも言えない安心感があります。
万人におすすめできる作品ではありませんが、
J太郎氏をご存知の方、大江麻理子さんのファンの方、
出演者に興味お有りの方は、この機会にぜひ。
正直、ほかの方の星一つレビューを見て
「価値観では道理から外れている」という言葉を見て
逆に興味を持ちました。
価値観歪んでも、知る価値があると思います。
むしろこういう内容のほうが面白いですね
自分はこれで価値観が変わることはないと思いますが
違う世界の人の考え方を知るのがとても面白いです。
彼女のこと、賛同できないけど、応援してあげたいですね。
ちなみに、僕は一回も彼女のビデオ見たことありません
(立ち読みで篠山紀信さんの写真で初めて知りました)
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