There are many introductory CDs with around 100 pieces. However, I felt that those are not enough. After immersing myself in 200 pieces of classical music, I finally felt that my ears got used to the sound of classical music.
The downside could be that each piece is short. However, for a layperson, listening to the same piece for a long time could be a pain, unless you really come to like that piece.
Therefore, I did not mind each piece being short.
If you like a particular piece, you can go purchase a CD with the entire piece recorded on it. For me, it would be 「ペール・ギュント」から朝.
フォン・ノイマンの人柄,思考,行動が時系列に15の章に分けられて記述されています. 大変おもしろく,あっという間に読み進んで行けます.
内容的なことは他のレビューにあるとおりですので,それ以外のことをひとつ.
巻末にさりげなく,年表と地図があります. 世界を股に掛けて,その時代を駆け抜けた人物ですので,非常にこれが参考になります. 年表と地図により,時間という一次元と空間という三次元(地図だから二次元?),すなわち四次元的にフォン・ノイマンの人物像を理解することができました.
ノイマンが、なくなる直前に企画していた
講義用の原稿をまとめた本。
難解で読めないか心配があったけれど
読んでみるとわかりやすく
いたるところに洞察があって
凡人でもワクワク楽しめました。
前半は、計算機の仕組みを
ノイマン自身が説明します。
(現代の計算機はノイマン型と称される。)
当時も今も質的な部分は同じです。
素子性能はさすがに値が古いが
CMOS登場以前の時代の話ですから仕方ないと思います。
現代と用語が違うのもあって
多少知識がないと読みにくいかと思いました。
後半は、脳の仕組みを
神経細胞の電気パルスによる変化の仕組みを説明します。
説明の合間に計算機との比較をいくつかの観点から行いながら進みます。
最後の1節「数学の言語ではなく脳の言語」は
ハイペースでかかれているけれど
エキサイティングで、なにか真理を示唆しているのを感じました。
私達の知っている数学ではない
脳の体系にあわせた別な数学を予感しました。
序言、はしがき、訳注、解説が充実していて
読む助けになりました。
約360ページというページ数は、決して読みやすいとは言えない。しかし、それを読みやすくしている要因は、フォン・ノイマンの生涯を追いつつ、第二次世界大戦の原爆制作の秘話、冷戦時代の米ソ対立をも平行して書かれている点であろう。また、巷に出回っている「ゲーム理論」の類の本を網羅していることを鑑みると、この一冊が基礎論的要素をなしながらも、様々な視点からも書かれているという点は、はずせない一冊である。我々は、ゲーム理論に限らず、日々なんらかのジレンマと格闘しながら生活しており、そのジレンマにいかに向き合っていくか、特に興味深いのは、我々の生活におけるジレンマは感情という、人ならではの切ってもきれないものが同居しているが故に、判断を難しくしているという点である。その感情を脇に置いて、事実だけを見つめることで、解決そのものが意外と簡単に片付くという筋道は目からうろこであった。巷の新書を読むのもいいが、この一冊が全てを網羅していることを考えると、この一冊で十分ともいえる。
さて、ゲーム理論を構築したノイマン、モルゲンシュテルンの原著の翻訳がありましたが、長らく品切れで再版されませんでした。今回、3分冊で文庫化で名著が戻ってきました。既に評価の定まった本だけに多くを語る必要はないと思います。ゲーム理論はここから出発した原典が文庫という形で一般の人向けにも手に取ることが出来るようになり、益々ゲーム理論ならびにノイマンの仕事について考えて見ましょう。筑摩書房の嬉しい企画です。
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