Yardbirdsを初めて聴こうとする人のための入門編のようなCDです。この1枚で,Yardbirdsのサウンドが概ね把握できるかと思います。 Yardbirdsはブリティッシュ版ブルースバンドであり,メンバー構成も豪華です。Eric Clapton,Jeff Beck,Jimmy Pageなどなど。メンバー入れ替えが激しかったため,曲によってギタリストが違うというのが難であり,面白さでもあります。ヴォーカルのKeith Relfは歌はうまくありませんが,それなりにイイ味出してます。 ブルースと言っても,軽快さを持ち,Rolling Stones とはまた違った独特のサウンドなので,かなり楽しめると思います。 今年,再結成し,5月に新しいアルバムを発売する予定なので,今のうちに聴いておくと良いかもしれません。 カッコイイ音を聴かせてくれますよ♪
2010年リリース。直向きに"Boom Boom"【Disc1-8】などのブルースを演奏し続けたクラプトン時代(1963-1965年)、"For Your Love"【Disc1-1】に象徴されるようなポップな感性と"Jeff's Boogie"【同12】に象徴される超人的な演奏で人々の心を鷲掴みにしたベック時代(1965-1966年)、"Happenings 10 Years Time Ago"【Disc2-2】"Psycho Daisies"【同13】"Stroll On(Train Kept A Rollin')"【同4】といった数々の代表曲を生み出したまさに黄金期といえるベック&ペイジ時代(1966年)、結果的にレッド・ツェッペリン結成の為の実験台と化したペイジ時代(1966-1968年)と、(他聞に漏れず)「ブルースの伝道師」エリック・クラプトン、「孤高のギタリスト」ジェフ・ベック、「思慮深き魔術師」ジミー・ペイジという所謂3大ギタリストを輩出したことでも有名な伝説のバンド、ヤードバーズの各時代の名曲/名演を漏れ無く収めた本作。エアロスミスを筆頭に数多くのバンドに多大な影響を与えてきた、彼らの偉大さに触れられる絶好の一枚。
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