新刊と思って買ったら、『庭先案内』の続巻みたいな本でした。
とは言え、あとがきにも書かれているように、
登場人物がかぶっているだけで話としては独立しているので、
知らない人が全くの新刊として読んでも問題ありません。
ただ、『庭先案内』を読んだことある人なら、
あの人とかあの人とか、知っている人がわらわら出てきて楽しいと思います。
個人的には、あの姉妹が大好きです。特にねーちゃんが。
相変わらず、不思議な世界にあふれた話です。
こういうほのぼのとして、
現実の世界から少しだけ(じゃないかもだけど)離れた不思議な空間をかきあげられるのは、
須藤真澄のほかにはちょっと思い浮かびません。
ありそうでなさそうな、でもあったらいいな、という不思議がここにあります。
真澄ファンは言うに及ばず、
心の癒しがほしい人に、ほわりと読んでほしい本です。
人気TVアニメの主題歌集。主演声優12人によるオープニングは、声質も歌唱力もばらばらな12人が、かなり奇妙な歌詞をあくまでも明るく斉唱するという変り種。エンディング曲は、それとは打って変わって、野川さくら一人によるしっとりとした歌声が印象的。対照的な2曲だが、どちらも耳に残る。
テレビアニメで3分という限られた時間で
猫好きの気持ちを鷲掴みにしている くるねこ大和さん.
猫好きだという話はあちこちで聞いていました.
くるねこ丼に引き続き、Vol2として、こちらも情報が凝縮しています.
アニメを見ながら読むと、くるねこ大和さんの人となりが伝わってきます.
猫好きの人との対談も、Vol1に引き続き、興味深いです.
豪華な往年の大作家たちと、うろ覚えお絵かきごっこをするネタ本第2弾です。
今回は私の好きなますびちゃんが出ていたので許したいのですが大作家でないと写真がないですねw。
そしてついに敵!浦沢直樹氏登場。
ま。。。もうこれ以上やるとソロソロきつい気はしますが。。3巻までは出るのかな?
この本を読んで「感動」しませんでした。ですが涙がとまらないのです。まじで。 老衰による愛猫ゆずの死と、その後の作者なりの死を受けとめていく様子を、淡々としかし飾り気なく描いています。
今ちまたで多はやりの「泣ける、感動する」作品とはカテゴリーが違う気がします(ちなみに私はコレ大嫌いです)。 どちらも愛するものの死を題材としていますが、「死」をこれほど虚飾なく描き(読み手を感動させてやろうという浅はかさを感じない)あったままをそのまま形に残す事は、誰にでもできる事じゃないのです。
こんなに涙がとまらないのは「感動」したからではなく、作者がゆずを本当に愛していたからだと私は思うのです。
愛と死をストレートに描いたこの作品。「泣ける」系には嫌気がさす人におすすめしたいです。
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