軽い炭酸が刺激になって、シュワッとのど越しが好いです。普通に購入すると、とても高価で手が出ませんが、この価格だと、一年中、買い置きしています。ペットボトルより、瓶がずっとおいしいです。瓶が溜まってしまうのが、少しつらいですが、市で収集してもらえるので、助かっています。夏場は、一日一本以上飲んでいます。
■Good Point
『炭酸抜けま栓』を使うと、確かに炭酸抜けが防止できます。
開封直後の炭酸MAX状態を維持できるわけではありませんが、使わない場合よりも改善されます。
ボトルを凹まして、炭酸抜けを防止する方法もありますが、それよりも効果は全然あります。
■Bad Point
ボトル内の残量が少なく(残200mLぐらい)になってくると、効果が小さくなってきます。
また、炭酸抜け防止の為に行う、ポンピング(ボトル内に空気を入れる作業)も毎回する必要があります。
1.5mLボトルの残量が半分くらいで、ポンピング20回が目安だそうです。
結構大変です。
『炭酸抜けま栓』を装着すると、ボトルを横にしての保管ができなくなります。
(ボトルを横にするとポンプ内にジュースが入ってしまう為)
『炭酸抜けま栓』を装着する事により、ボトル全体の高さが少し高くなります。
これにより冷蔵庫に縦置き保管できない、なんて弊害がでる可能性があるかもしれません。
冷蔵庫の仕様を事前に確認すべきです。
最近の炭酸飲料は炭酸の量が少なく、飲んでいても全然つまらないです。 このペリエはガキの頃に飲んだ三ツ矢サイダーの炭酸の刺激が蘇ってきます。 炭酸の粒が大きいのか、残りの量が少なくなっても炭酸の弾ける音が 聞こえてきます。最後まで炭酸を楽しむことができます。 炭酸好き、無糖なのでメタボの方にもおすすめです!!
フランス流ハードボイルド。依頼人の名も知らず、寡黙に仕事を遂行するアラン・ドロンの姿は、多くの人を魅了する。誰にも理解を求めないストイックで孤独な生き方。また彼に想いを寄せる女性(ナタリー・ドロン)も決して甘えない。だが、彼らがきわめて言葉と感情を抑制している分だけ、その思いがいっそう強く胸を打つ。ラストシーン、自ら「カタをつける」と称した主人公の最期は、孤独美の頂点をなしている。
思わず喝采を叫んでしまいました。 実は仕事中で死にそうなのだが(苦笑)、これは書くしかない!
『ミスター・ノーバディ』の魔術的パラレル・スト−リーテリングが鮮烈だったジャコ・ヴァン・ドルマル監督のデビュー作、それが本作『トト・ザ・ヒーロー』であります。長らくDVD化されず幻の名作となりかけていましたが、いきなり廉価版での発売はほとんど悪魔の誘惑(笑)。
老境を迎えた主人公のトマ(ミシェル・ブーケ)は、自分が産院の火事のどさくさで、向かいの裕福な家庭の子供と取り違えられ、そのため姉のアリスと恋し合えず、幸福な人生を向かいの息子・アルフレッドに全て奪われてきたと思い込み、自分の人生を取り戻しに出発する・・・。
「老人トマ」を軸に、「少年トマ」、「青年トマ」、そしてトマが子供の頃に憧れていた探偵のヒーロー「トト」になった空想の世界が、回想とファンタジーを交えながら展開。『ミスター・ノーバディ』のルーツともいえる、ドルマル監督の独壇場的なストーリーテリングが繰り広げられます。 「複雑に入り組んでいるはずなのに、楽々と引っ張っていく見事なストーリー運び」(ル・モンド誌)
裕福ではなくても、それなりに幸福なトマの家庭に、次々と起こる悲劇・・・父や姉、そして母がひとり、又ひとりとトマの人生から消えていってしまいます。アイロニーに満ちた、ともすれば暗いドラマになってしまいかねない物語を、ドルマル監督は持ち前のユーモアとファンタジーの目線、そして独特の映像センスで優しく素敵な映画に仕上げています。
愉快なメロディーのシャンソン「ブン」を、ピアノを弾きながら歌う父と姉、その歌に合わせて踊る、庭のチューリップ・・・懐かしいテレビドラマを思い出させる、探偵トトが活躍する世界・・・姉に生き写しの女性との出会いと別れ、そして再会・・・。 『ミスター・ノーバディ』は、最新のデジタル技術やCGを駆使した映像表現でしたが、「この監督は、CGに隷属している昨今の若手監督たちとは違う・・・CGがなければ、違う手法や技術を自ら創造する才能がある人だ」と感じたのですが、20年前作られた本作でそれを確認することができます。ドルマル監督の素晴らしい目線と演出手腕、ユニークでありながらも決して無駄のないカメラワーク。 自らの行き場を求めて、ヒッチハイクした老人トマの前に現れる小型トラック。その幌が突然めくれると、そこには「ブン」を歌って演奏する、父と姉の姿が・・・。現実とファンタジーが交錯する映像表現は、時に涙も誘います。
やがて、アルフレッドへの「復讐」を決意し、銃を手に扉を叩くトマ老人。しかし、ドアの向こうから現れた老人の貌もまた・・・。 哀しい、哀しいラストのはずなのに・・・テーマ曲のように繰り返しかかる陽気な「ブン」のメロディーと、トマの笑い声 ― 映画の「魔法」で、ラストがとほうもなく楽しく愉快に感じてしまうのは、なぜ? 監督は、このラストは「終わり」ではなく「解放」なのだと語っています。
こんな素敵な映画は、一刻も早くDVD化するべし!と叫んだのは1年以上前でしたが、ここに廉価版としてDVD化された事に拍手喝采であります。
追記:ドルマル監督の第2作『八日目』&3作目『ミスター・ノーバディ』も廉価版で再発だ! ということで、早速仕事帰りに『八日目』『影の軍隊』(それかい!)ともども3枚まとめて3000円でショップで買ってしまった(後日譚)。アマゾンさんゴメン!
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