今までの作品が自然界に重点を置いていたのに対して、今作は文化が中心となっています。
ガンジスと共に生きていく人々の文化、生活、ヒンズー教、動物たちの生態系など。
なので、映像美で圧倒してきた前作などとは違って、少し勉強しているような感じになります。
見る前は期待していなかったのですが、これはこれで目新しくて良いかなと思いました。
次の幕が始まる前の小休止という位置付けと言ってよいかと思います。
また、今作はナレーションが前回とは別の方、女性になっています。
日本語吹き替えはありませんが、個人的には特に不満は感じませんでした。
音楽を楽しもうよ、というちさ子さんの提案そのもの。 息のあったミュージシャンが、楽しみながら、真剣に演奏。 これを聴けば、その仲間に入れてもらって、音楽を楽しめます。 そんな、アットホームな一枚。 最後の一曲なんて、みんなノリノリなのがよくわかります。 ちさ子さんワールドが全開、どこがって?聴いてみて、探してみてください。 意外なところにキラキラ光る名曲もあったりします。 リーフレットにある、ちさ子さんの曲解説、ぜひ読んでくださいネ。
アップテンポなナンバーが多くとてもライブでノれて最高なアルバムの一つです☆★ 最初からテンションアゲアゲになるのでカラオケでも、必ず歌ってしまいますね☆★
彼女のモロッコの旅を、テレビの深夜放送で見て、この本を買いました。 抱腹絶倒!だけで無く、インドのカースト制の事もちゃんと感じる気持ちを書いていて、分かりやすかったよ。本当に世界には、トホホの人達が沢山いて楽しいね。それが良く分かる。英語圏以外の国に行くと、彼女が書いている様に本当に、カタコトの英語がよく通じるんだよね。お互い、凄く敏感に相手の意思を汲み取ろうとするからね。彼女の様な積極的な旅行は難しいけど、彼女がしてくれている事が自分がまるで体験している気分にさせてくれたよ。 ぜひ、モロッコの旅のビデオがDVDかビデオで発売される事を強く望みます!!
長渕剛が公私にわたって最も追い詰められた時期のアルバムではないだろうか。 傍から見ても痩せこけ、枯れ果てた声で叫ぶ姿は痛々しい。 自分の言葉で詩を紡いでいくのも辛かったのか、相田みつおの詩から、かなりの言葉を借りている。 それでもギリギリの状態で創られた『ガンジス』は、ライナーノートで湯川れい子さんが書かれているように、こんなスケールの大きい歌は世界でも例を見ないだろう凄さだ。 タイトルの『Captain of the Ship』は最も長渕剛を好きか嫌いか別れさせる歌だと思う。長渕ファンの中でも好みが別れるだろう。前半は作品としての体裁を保っているが、後半は半ばトランス状態の怒りの連呼となっている。本人も予想していた通りこの歌をライブで歌い通す事はできなかった。 動と静の大きなうねりが生じている悲しいくらい必死なアルバムだ。
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