鈴木重子さんのコンサートが6月25日に大阪で催されたのですが、この「ブレス オブ サイレンス」は同日発売でしたので、コンサート終了後早速購入しました。全体として、前々回のアルバム 「マイ ベスト フレンド」同様、クラシックからオリジナル曲。童謡まで、ジャズという枠組みにとらわれない、とても、充実した内容です。鈴木さんの声も前にもまして、温かみと深みを増したように思えます。個人的には、オリジナル曲「あなたへ」が好きです。是非、一度鈴木重子さんの世界を覗いてみてください。何か素敵なものが見つかると思いますよ。
この鈴木盤は、ライヴ録音で、バッハ・コレギウム・ジャパンの幕開けとなるものだった。 私の所有する他演奏家のCDは、リヒター盤、コープマン盤、リリング盤で、この4種類の演奏を比較してみる。
リヒター盤の素晴らしさは言うまでも無い。 録音は古いが、その割には音質に、大きな不満は無い。 大編成で、細緻に計算し尽くされた、感覚的というより知的さが光る演奏だ。 終曲のコラールは、ソット・ボーチェで始まり、ポコ・ア・ポコ・クレッシェンドし、フォルティシモで終わる。 こういう計算がすべてを語っている様に思え、ソリストも合唱もすばらしいが、リヒターの統率力が光る。
コープマン盤はドイツ輸入盤。 録音状態は、非常に良く、包み込まれる様な、柔らかい印象だ。 ソリストはあまり前に出ないが、練り上げられた合唱の素晴らしさに、聴き惚れる。 多くの面で、中庸だと言える、万人受けする演奏。
リリング盤は迫力があるが、演奏が荒い。 福音史家を歌うシュライヤーの大きな抑揚、バスの晩年のディースカウのテクニカルな歌い方など、特徴は多い。 DDDであるのに、録音状態に、少々不満もあるが、合唱も特徴があり、やや特異な演奏という印象だ。 この演奏、全体に、バタくささが目立つが、反面、かなりの迫力だ。
本、鈴木盤は、なかなかハイレベルだ。 ソリストの歌唱は前に出る印象で、味わい深く、それぞれの器楽のレベルは、相当高い。 ただ、この曲を支配するとも言える合唱の歌唱が少々不満で、迫力不足である上、個性にも乏しい。
マタイ受難曲にも増して、このヨハネ受難曲は、合唱が、曲全体を、大きく支配していると思う。 本、鈴木盤は、合唱の仕上がりに物足りなさはあるものの、福音史家のゲルト・テュルクのリードが光る。
突出はしていないが、本、鈴木盤も、十分な聴き応えだ。 何とか世界的レベルだと言える演奏だと、私は感じる。
今見てもなんら古さを感じさせない、ツィゴイネルワイゼンとならぶ鈴木清順の代表作。戦後間もなくの日本を再現したセットが素晴らしい。戦後の混乱期に体を売って生き延びる4人の女と宍戸錠演ずる復員兵は、ある意味敗戦のトラウマを引きずっている。女たちはGIには体を売らない。宍戸錠演ずる「しんちゃん」は、生きて帰ってきた負い目と、アメリカに対する圧倒的反発を心に宿している。彼らは、まるでプラスとマイナスの磁石のようにお互いをひきつけあうが、それは結局破滅せざるをえない関係だ。牛をさばいて、肉を食うシーンは痛烈な皮肉をともなって、「精神」に向けられた徹底した懐疑と、アメリカに対する強烈な葛藤を象徴する。鞭打たれる女達の叫びや、しんちゃんを貫く銃弾は戦中「日本精神」の断末魔の叫びである。必見の名作である。
日活から大目玉をくらった方に、清順監督のいわゆる代表作というやつが行って
しまっているようだが、なかなかこっちが清順!という「すっとぼけ」と「色気」
と「まなざし」の野川由美子との組み合わせも、こっちが清順と言いたくなるくらい
いいのではないか。松竹大船出身を感じるなら、こっち!!
笑える4ころ達のほのぼの?日常漫画第二巻
今巻も変わらぬテンションで大いに笑えること請け合いです
カラー写真では、ナスの長さやカーテン側に微妙に隠れるウニも拝めますw
猫が伸びるのは見た事ありますが、犬もこんなに伸びるんですねぇ
遊んだり、オヤツを貰ったりしてる時の犬達の嬉しそうな顔が、とても良いですね
そんな時でもクールなウニに、また笑いがこみ上げますw
オヤツの時は、微妙に嬉しそうかな?
ご飯を食べる時も気を抜けないウニ、
大リーガー松井選手には吠えないのに、イチロー選手に猛烈に吠えるウニに爆笑
家系なのか、段々と言葉が壊れていく作者さんにも爆笑です
犬好きには勿論、格別犬が好きでない方も楽しめると思いますよ
|