星5つはオマケ。 巨匠宮崎駿と比べてしまえば、完成度やセンス、細部へのこだわり、ストーリー運びその他かなわないところはたくさんある。にもかかわらず、見終わったあとに残る気持ちのよさは得がたい。大人になるにつれていろいろ見えてくる生々しい悩みや感情が、ここではすべてオブラートに包まれてかすかに見え隠れするだけになっていて、それがある種良心的で後味のいいさわやかな世界を作り出しているような気がする。良心とユーモアにもとづくバランス感覚みたいなもの。それがやたらと気持ちいい。荒っぽく刺激の多い作品を作りがちな映画界にあって、こういうセンスはこれから長く活躍してほしいと思うものの一つだ。 魚のクッキーを子猫にあげる主人公の幼少期のエピソードがとても愛らしい。つじあやのの歌もいい。 それやこれやの愛らしさと後味のよさに負けて星5つ。 ギブリーズは楽屋落ち的だけど面白い。アニメやってる人って、こういうの作りたいんだろうなー、というのが想像できる作品。
テレビ放送では最終回を見ただけでしたが。ラストシーンの松嶋菜々子の幸せいっぱいの笑顔の演技には、感動のあまり全身鳥肌がたってしまいました。後日、レンタルビデオを借りて見ましたが、あまりのストーリー展開の面白さにはまってしまい、徹夜をして何度も繰り返し見ました。それだけでは、飽き足らず、ついにDVDを買ってしまいました。 出演者はコメディーをこなせる、演技力が一流の俳優がそろっており、個人的には、ラブコメディーの最高傑作と思っています。恋に臆病で損ばかりしている方には、特にお勧めです。
この手のムックにおける常套手段として、まず全話ダイジェスト&解説が挙げられるが、それにページ数の半分以上を費やされても買う方は割高感を禁じ得ない。実際ストーリーガイドをちびちび、或いは一気に読破する気の長さを持ち合わせていない現代人も少なくないだろう。ただでさえ10年20年に一度の貴重な書籍化なのだから、こういうムックという形態にしかできない、映像作品では見えてこない部分をフォローする事こそが、ユーザーに対する編者の使命であり重大な責任である。その部分がみえていない書籍を購入する余裕は誰にもない。その作品を愛するが故に、中途半端なものは買わないのが真の購買層であろうからである。そういった意味ではこの本は合格だ。ひとつ気になったのが視聴率云々だが、確かに気になる部分ではあるがそれがすべてでもなかろう。余談ではあるが、もうウルトラというブランドイメージとノスタルジーだけで稼げる時代は終わった。そんな今だからこそ、私としては是非21世紀のミラーマンを見てみたい。
色にこだわった綺麗な映像。メインキャラたちの抑えた演技。 ショーロクラブの醸し出す切ないBGMと、寄せては返す波の音。 波間に漂うように静かに進む物語は、CMをカットしたDVDでこそ見るにふさわしい。 死んでしまったゆかりは、ハジメに、玲子に、なにを残したのか。 ゆかりの死の理由を捜す携帯巡りは、残された彼らにとって生きる意味を問い直す。 そしていつのまにか、物語の傍観者である私たち自身が、自分の生き方を自問し、かつて抱いていた見果てぬ夢を思い出す。 もしかしたら、まだ諦めなくてもいいのかもしれない。自分はまだ終わってないのかもしれない。 死んでしまったゆかりは、もう夢を叶えることはできないけれど、生きてさえいれば、いつか夢は叶うかもしれない。 これは、忙しい現代の生活や変化のない仕事ばかりの毎日に疲れ切ってしまった人に、特にお勧めの作品です。 私は、5話、ゆかりの作詞した「5:55」を聴いて、ハジメといっしょに泣きました。 ヘッドフォンをして、深夜、ひとりで観てください。
10周年記念として実写化してしまったわけですが
メインキャストは蘭と目暮警部(これは酷かった)以外はそれなりに
性格が多少なりと違えど嵌っていたかと。
ただ子供向けと漫画を意識しているのか無理なアクションや
推理ドラマとしてはしょぼいしつっこみどころ満載です。
新一も平成のホームズと呼ばれるほどの推理力がないようにも見えますし(笑)
ドラマ化するならするで金田一少年のような本格的推理ドラマ
とかにすればまた評価も違ったのではないかなと。
でも個人的にはまったく期待しないでみたのでそれなりに楽しめてしまった.
購入もするので(笑)★3つ。
熱烈な原作ファンにはオススメはしません。
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