ArchivesBoxVol.1に、このアルバムの殆どがリマスターされて収録されているのに、あと1曲が揃わなくて、地団駄を踏んでいたところに、初期4枚リマスターが発売され、飛びつきました。以前のCDの、障子の向こうで鳴っているような音がツラカッタので、感涙の一枚です。CowgirlInTheSandにノックアウトされて、死にます。次の、AfterTheGoldRushとHarvestに隠れて、地味な扱いの当アルバムですが、内容は文句なしの必殺名盤です。これを聞かずして、ニールヤングを語るなかれ!
アルバム「プレイリーウィンド」発売後にナッシュビルのライマンオーディトリアムというホールで2日間に渡って収録されたコンサートを映画化したもので監督は「羊達の沈黙」のジョナサンデミです。カントリーの殿堂と言われているその劇場でニールは「プレーリーウィンド」から全曲、「ハーベスト」「カムズアタイム」「ハーベストムーン」から名曲をバランス良く演奏してくれています。内容はすこぶるよく曲を追うごとにその美しい音楽に引き込まれてしまい、ニールが涙ぐみながら歌う「ONE OF THESE DAYS」にもらい泣きです。エミルーハリスも加わる大所帯バンドを従えている姿はかって「カムズアタイム」に合わせたツアーで「GONE WITH THE WIND」なる大所帯バンドと演奏したコンサートを目の当たりにした錯覚すら覚えます。ボーナスで1971年のジョニーキャッシュショーに出演した際のTVライブ「ダメージダン」も付いています。残念ながらリージョン1の為、通常の国産DVDプレイヤーでは見れません。
あのスタイルカウンシルの演奏に全神経を集中しかけた途端、スタジオの南こうせつらの盛り上がらないトークに強引に切り替えたテレビ局の頭の悪さに失望した学生時代、その雪辱を20年ぶりに果たせそうです(涙)。 でも『Let It Be』でボーカルマイクが入ってなかったポールの歌声を、今年録り直したって本当?
"After the Gold Rush"
"Only Love Can Break Your Heart"
が◎。
リマスター→良好
ある程度の彼の認識は持ち合わせていたつもりだが、、こんなテイクが25年後に再現されるとは?84年〜5の新譜と解釈しても過言では無いのでは?彼は別格ですね! いやぁ〜久し振りに気に入っております。正に、お宝!カントリーの大御所達のバックでありますがロックしてる箇所も多く、昔懐かしく聴き入る名盤ならず 御宝盤?
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