非常にバランスのとれ、気遣いがあり、平易な記載で法学の門外漢の初心者にもわかりやすかった
事例や判例は別途コピーでいただいたのですが、もう少しコラムなどで事例を紹介していただければ
よかったのではないかと思います
(まあ インターネットで調べることは簡単ですから そうすればいいのですが、、、)
小林よしのり氏の本は分かり易く バランス感覚が凄い。 知らないとは罪だと改めて反省させられる。
戦争の時代、全力で国や国民のために尽くして、生きて、責任感に満ちて 死んでいった人たちに手を合わせることさえ許さないという靖国参拝反対に疑問を感じる。
杉原高嶺等の京都学派の学者が執筆している。平易な文章である。この一冊で基礎的な知識はカバーできる。一冊目の基本書には最適。本書を読んだ後は、杉原先生単著の『国際法学講義』を。
1 グロティウスが1583年に オランダで生まれたことから説き起こされ 参考になった。 2 自然法等、古代エジプト等との関係、 断絶も勉強してみたい。
東京裁判とは何なのか?
誰もが素朴に疑問を持つが、
なかなか真実は見えてこない。
パール判事はなぜ戦争がおきたのか?
どのような背景で戦争に突入したのか?
誰が何の法律に違反したのか?
という観点で判決を行っています。
彼の判決は、共同謀議という
国際法は当時成立しておらず、
法のないところに罪はないという論旨です。
「勝者によって今日与えられた犯罪の定義にしたがって
裁判を行うことは、戦敗者を即時殺戮した者と
われわれの時代との間に横たわる数世紀の文明を
抹殺するものである」
深く心に残る言葉です。
|