ゆとりです。すいません。最初のボスで50回はリトライし、結局飽きて放置しました。4、5回目までは「次こそは!」と意気込むのですが、それ以降は苛立ちと飽きです。戦略性がないんですよね。ただ炎を避けて隙を狙うだけみたいな。ボス自身が攻撃を仕掛けて来なかったのも腹が立ちました。雑魚敵との体当たり戦闘は楽しいと思えたんですがね。気が向いたら再度チャレンジしてみようと思いますが、ここで挫折する人も多いと思ったので星3です。イージーでこれって難しすぎじゃないですか?すぐクリアしちゃったとか言う方の意見が信じられません。
名編曲家である米光亮がアレンジした音楽集。パソコンゲームメーカーの日本ファルコム屈指の名作であるYsシリーズはゲームシナリオも素晴らしかったが、贅沢なまでのBGM群に今でも根強いファンが存在する。物悲しい曲調のものから、勇ましいリズム調のものまで実に幅が広い。勇ましい曲は別としても、イースのテーマとも言える「FEENA」あたりは女性にも十分に受け入れてもらえると思う。以下、曲の内容について幾つか取りあげておきたい。 「FEENA」落ち着いた曲で、癒し系のメロディが疲れた心と体に優しく響く。 「FOUNTAIN OF LOVE」晴れた日に町で買い物をする時の気持ちにピッタリ。 「THE SYONIN」ゲーム作品の中ではお店のテーマ曲になっている。 「TEARS OF SYLPH」実に寂しく物悲しい曲。 「FIRST STEP TOWARDS WARDS」勇気が持てない時に聴いてみると即効 で優れた効果を示す。一番お薦めしたい曲。 「PALACE」神秘的な曲。古代の神殿をイメージさせる。 「TO MAKE THE END OF BATTLE」軽快で力強いハードロック調の曲。 「LILIA」明るい曲調で気持ちを爽やかにしてくれる曲。 「TOO FULL WITH LOVE」・癒し系の曲。軽く落ち着きたい時に聴くと良い。 「APATHETIC STORY」癒し系の曲。やや物悲しいメロディ。 「PROTECTERS」・只事ではない雰囲気を持った慌ただしい曲。 「TENDER PEOPLE」落ち着いた曲調で紅茶を飲みながら聴いて欲しい。
まだパソコンの背景が真っ暗で光のちらつく点が浮いていた時代、そのゲームに少年時代だったオレは出会った。それがイース。これまでにない高レベルの映像と音楽とストーリーで魅せるゲーム。革命だった。ゲームなるものに対する認識は完全に変革された。それから、「イース」を標榜する小説や漫画が出版されるも、自分的にはイマイチ。オレは確信した。イースはゲームである。他はイースを標榜するに値せず(イースIIのOVAはなかなか健闘していたが)。時は流れ、すこぶる出来の良いイースWindows版が出たとき、その確信は確固たるものになった。 しかーし、この漫画に出会ってその認識を改めるに至った。面白い、素晴らしい、レベル高し。想った、イースは漫画でも良いかも知れぬ、と。人物設定はオリジナル要素が強いが、イースの世界を正しく消化した上での再構成と納得出来る。エキストラに至るまでの人間の描き方が丁寧で良い。かなり特異な出生の少年に対し、育ての親父が注ぎ続けた深い愛情、泣ける。父祖の罪を背負わされた一家の顛末は、不条理の極み、痛み満載である。人の優しさも残虐さも気高さも卑劣さも、人間の全てがここにある。 スプラッタはあるが、某有名映画監督作長編漫画「風XXのナXXカ」辺りに耐えられるなら、まあ、大丈夫であろう。第一、殺戮無しで済むような物語ではない。そもそもオコチャマに見せられるヤワな話ではないのだ。 これだけの質を保ち続けるのは作者にゃ辛いであろうが、読者としては期待せずにはいられない。とにかく、かくも素晴らしきイース新物語が無事にエンディングまで到達するのを祈る今日この頃である。
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