映画音楽も演奏者が違うと聞く側の姿勢や受け止め方も変わってきます。よくサントラなどを買いますが、このCDはアーティストである4人の映画に対する感想、解釈を音で表現しているメッセージだと思えばまたサントラと違った映画の楽しみ方ができると思います。映画マニアでなくても誰にでも聞き慣れた曲が多いので4人のファンだけでなく多くの世代に聴いて楽しんでもらえる間口の広い作品にしあがっていると思います。ドライブのお供にいかがですか?
へぇ、CD出たんだ。もちろん、買うとしたら目的は2以外に無い。シャンソンの歴史に残る名曲です。
他は正直あまり大したことないけど、でも11は必聴。「英詞」と謳っているにもかかわらず、どこからどう聴いても英語にすら聞こえないという珍曲。
それと、確か16は、かの有名なKing Crimsonの"Lark's Tongues in Aspic part II"そのまんまの曲。にもかかわらずクレジットが無いどころか許可すら取っていなかったため、後に裁判になったという話。
もう今から30年以上も前の作品。自国フランスで公開禁止処分を受けたというのもうなずける。しかしプロデューサーのロアールが当時の大統領ジスカールデスタンに作品を見せ直訴、ポルノ解禁の記念碑的作品となったという。1974年夏、フランスで上映されるやいなや大ヒット、2年間もロングランされた。
日本でもポルノは男達が楽しむものとういそれまでの風潮が変わった。女性もこれを観に劇場に行くという社会現象が起きた。同時にその衝撃的な官能美に「芸術か、猥雑か」の論争が沸き起こった。
このての作品を敬遠してきた女性に是非お勧めしたい。
中でもお気に入りは「太陽がいっぱい」(アランドロン)「鉄道員」(イタリア映画)「太陽はひとりぼっち」「冒険者たち」(アランドロン)です。 残念ながら映画はテレビでしか見ていませんが、特に「太陽がいっぱい」「冒険者たち」は、昭和48年頃、大学生活と住み込みのアルバイトを高校卒業と同時に始めた20歳前の多感な私の身体に、文字とおり焼け付くような強烈なインパクトを与えました。私はアルバイトでもらったわずかの金でレコードプレーヤー(モノラル)を買い求め、500円で買ったレコードは「太陽がいっぱい」(サントラ盤)と「冒険者たち」(裏面が太陽はひとりぼっち)でした。田舎から都会に出て希望と不安に満ちながら6畳一間のわびしい部屋で一人むさぼるように聴いていました。 曲を聴くたびに、アランドロンの強烈な上昇志向に自分自身を重ね合わせていたあの当時の自分の姿が思い出されます。 「太陽がいっぱい」はよく映画音楽CDにありますが冒険者たち、太陽は一人ぼっちはあまり見かけないようです。今度はできればサントラ盤で発売してもらいたいです。
シャロン・ストーンより、ウィリアム・ボールドウィンがいい。たくましい裸体がたまらない。ああ、抱かれたい。
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