弟
石原裕次郎の意気揚々とした人生がとてもよく伝わってくる1曲目、
兄弟が苦難の時を乗り越え、手を取り合って進んでいく様を躍動的に表現した5曲目。
上記に限らず、どの曲も実に聴かせる内容に仕上がっていると思います。
何というか、サントラを聴いていると、大きな帆船で船出をするかのような気分になりました。
テレビで放映される前に発売されていたのには驚きました。
とてもお勧めなサントラだと思います。
山田洋次監督 名作選I [DVD]
先行のレヴュアーの方の文章が、この3本の映画の素晴らしさを言い尽くされており、蛇足かともためらいましたが、この3本にレヴューひとつというのも淋しすぎると思いなおし、投稿することにしました。
まさに、3本とも日本映画の宝です!甲乙つけることもできません。1970年から1975年にかけての日本の姿が、日本人の写し絵が、心の有様が、人々の絆が、愛が、ここにあります。そこから私たちは、どんなに隔たってしまったのでしょうか。ひとびとの暮らしと心をたしかな目で見つめる山田監督と、スタッフ、キャストの皆さん、そして、協力された多くの地元の方々の、まさに愛情と力が結集した、奇跡のような3本です。
僕の姉ちゃん
きょうだいの居ない一人っ子の自分でも、オビの通り、
「わかりすぎる!」と思いました。
相方には、「こんなもんなのよ、夢見てたり、期待してるのなら諦めてください。」と
言ってたりします。
姉としては、「わかる弟」に育って欲しいと思いつつ、「できすぎる弟」だと
可愛げがないと思うといったところでしょうかね、この作品。
「手のひらが合わない男に他の部分が合わせられると思う?」にズキュンときました。空気のようでないと、駄目なんですよねぇ、相性って。