白詰草話 オリジナルサウンドトラック「Colors」
「シナリオ」が素晴らし過ぎます。切なく静かに激しい感情の葛藤。メロディと歌詞、楽曲が非常に高いレベルで一体化し、無駄が無く聴き手の感情にダイレクトに訴えかけてくる曲。ロング版は勿論、ショート版もテイクや音作りが大幅に異なり完全版と比べるとラフな作りですが、それが逆に激しさ、荒々しさを加味させある意味、完成版を凌ぐ迫力すら感じさせる。更にこの曲はロックバージョンを収録しているが、ロックと言うにはややマニアックなアレンジかもしれない。他のヴォーカル曲やBGMもしっとりした曲から、テクノ調、ややアグレッシヴな曲まで幅広くメロディラインや音像が非常に美しい楽曲が多数収録されており充実の内容となっている。
GUNSLINGER GIRL DVD-BOX
一見、少女と銃というマニア向けな作品のように思えますが、複雑な
環境での人間関係を中心に描かれています。
フラテッロ(兄妹)と呼ばれる偽りの家族の絆、凄惨な日々の中での
少女達の小さな幸せに対し、さらに苦悩する大人達。
原作での細かな描写、伏線が、アニメでは判りやすく補間されていたり
(オリジナル・ストーリーがあったり)します。
晴れた日の日差しの強さ、雨の日の暗さの中、常に物悲しさを漂わせる
音楽も秀逸です。
アニメ化のお手本といえる作品だと思います。
GUNSLINGER GIRL 11 (電撃コミックス)
電撃連載ということで、萌えマンガに見られてしまいがちですが、作画、ストーリーとも一級だと思います。
派手なガンアクションながら、戦闘シーンから滲み出るのは、隠しようの無い哀しみ、美しいイタリアの風景の中での戦いがより悲壮感を掻き立てていると思います。
イタリア好きの方、ヨーロッパ映画好きの方にも、自信を持ってお勧めできる1冊です。
GUNSLINGER GIRL ― IL TEATRINO ― Blu-ray BOX
お話自体は、とても良いです。 主題歌も良いです。 絵も、かわいくなりすぎかとは思いますが、これはこれでアリです。 それでなぜ☆3かというとやはり声でしょうか。 とにかく義体の子達が元気すぎる印象で、担当官も一期よりかなり若返った感じになってます。 とくにヒルシャ-さんとマルコ-さんは最早別人です。 ジャンさんは一期よりもいい印象でしたが。 一期や原作に比べて悲壮感はあまり感じません。 見やすいと言えばそうですが、一期が好きな人には受け入れにくいかも。 あとは単純に値段ですね。 かなり高い印象です。 作品そのものはオススメできますが、この商品はあまりオススメできませんね。 もともと派手な演出や効果音があるわけではありませんので、Blu-rayでなくてもいいって感じです。
GUNSLINGER GIRL Blu-ray BOX
勢いで予約していた二期のDVDがやっと終わったと思ったら、BD版来ましたねぇ。
一期のDVD-BOXは確かに画質が悪く、待望のBD版と言えます。
原作も知らない、ゲームもしないのでCSで放送されるまで知らない作品でした。
なので、原作との違いはわかりません。
そんな私でも一期と二期のギャップには驚きました。
声優変更はまぁ良いでしょう、しかたありません、大人の事情もありますから。
二期ではキャラの魅力がまったく引き出されていないし、掘り下げられてもいない。
そんな二期しか知らない人は、ぜひこのBD版で作品世界に浸ってください。
キャラ達の魅力も別格です。
とはいえ、やっぱり二期のBDも買うだろうなぁ。
半年後、セール品半額になるのを待ちながら。