攻殻機動隊1.5
マンガ4編と、CD-ROM のセット。
CD-ROM には e-manga というものやスクリーンセーバーなどが入っています。
e-mangaの内容は基本的にブックレットと一緒です。妙な音楽と効果音にそってマンガが1コマ1コマ出てきます。あまりかんばしくありません。ぶっちゃけCD-ROMは要らなかったです。
マンガの方は、草薙素子がいなくなった後の攻殻機動隊こと公安9課の活躍が描かれています。
「攻殻1」が刊行された後にヤングマガジンに掲載され、攻殻機動隊が描かれていない「攻殻2」には載らなかった4編です。
「攻殻1」とはまた毛色の違う非常に硬派な刑事モノという印象を受けました。アニメ「攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX」は主にこの4編をひな形にしているのでしょう。
4編170ページ強で2,400円は高いと思いますが、個人的にはお布施だと割り切ってしまいました。
星5ツつけたいところですがCD-ROM が蛇足なので星4ツ。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(3) (KCデラックス)
これ攻殻機動隊を名乗っていい漫画なのでしょうか?こんな使われ方しかできないなら9課のメンバーは素子を含め全員出ない方がよかったと思います。
とにかく掘り下げが浅く、キーパーソンとなるおじさんがどういう国で何をしていたかよくわからないうちにアレしてソレして(この辺全部下っ端がベラベラ解説。いい加減にせえ!w)、おしまいです。あっさりしていて読みやすいとは思いますが、とにかく残念としか言いようがありません。
攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY -ANOTHER DIMENSION- 電脳化BOX in 3D&2D(初回限定生産) [Blu-ray]
3Dテレビを持っているお友達のところで見ました。
3Dというと「まぁすごいけど無くても困らない」「物語の途中から存在感無くなる」「画面が暗くなることと目が疲れることの対価に見合っていない」といった感じかもしれません。ですがこの作品の特定のシーンは違います。それは実際に見えているものと電脳内を合成したシーンです。もちろん架空の話ですが実際に電脳化したらこう見えるのではないかというのが表現されています。少々大げさですが電脳化の疑似体験ができます。
2Dのみこの作品を見た人も一見の価値ありですよ。
値段はちょっと高すぎですね。(私が買ったわけではないのですが)
ストーリーは新作ではありませんし、すでに見ている人が多いのではないでしょうか。
2Dは無にして3Dのみ5千円程度が適切だと思います。このような価格設定は3Dテレビの普及にもよろしくない。
攻殻機動隊 (1) KCデラックス
士郎正宗氏のライフワーク的代表作として「アップルシード」と共に挙げられる、近未来の超高密度情報化社会の中でもがきあえぐ人たちの葛藤を「情報」の概念そのものをキーワードに描いた希代の作品。漫画本というよりは、「漫画の皮をかぶった情報事典」という表現が適切かもしれない。
情報のコントロールと生態系とのリンケージ技術が普及し、脳髄に電極経由で直接情報のやりとりができるようになった電脳社会で多発する情報犯罪に立ち向かう攻性特殊機動部隊「攻殻機動隊」。その隊長の草薙素子少佐と愉快な、もとい有能な仲間たちが遭遇するさまざまな情報犯罪は、本当の近未来における事象を示唆しているようでもある。
書き込みがあまりにも「濃い」ため、一度や二度の熟読では内容を把握し切ることは難しいだろう。コマ外の士郎氏独特の「解説」にまで眼を通し何度と無く読み直すことで、ストーリーの根幹に潜むもの、つまり他の作品にもにじみ出ている「情報とは何か、生物の生と死とは何か」という、哲学や宗教にも共通する「疑問」を追求しようとしている氏の意図が見えてくるかもしれない。
また根幹部分とは少々外れるが、主人公の上司の荒巻氏が非常に良い味を出しているのも見逃せない。色々な意味で「有能で良い上司」とは彼のような人物を指すのだろうという思いがわきあがる。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Blu-ray Disc BOX 1
Blu-rayの発売前に書き込むことをお許しください。
はっきりいって2BOX化の意味がわかりません・・
交響詩篇エウレカセブンの2BOX化は金額が金額だけに理解できましたが・・
攻殻機動隊も何度もDVDで出てます。
ぶっちゃけいっちゃえば1BOXで交響詩篇エウレカセブンと同じ価格で出して貰いたいですね。
話数も26話ですしね。でも作品は名作なので☆3つとさせていただきます。