神様のカルテ スタンダード・エディション【DVD】
宮崎あおいの可愛いさに魅せられ本を購読。読んでいる間は、頭の中で好きな辻井伸行さんの曲に合わせ、無色透明な純粋なストーリーが淡々と進んで行きます。そして購入したDVD。綺麗な信州の映像と脚色され過ぎていない映画化。最後に流れる辻井伸行さんのピアノ。いい作品です。
野ブタ。をプロデュース DVD-BOX
「亀梨くん」にまったくもって感心した。ジャニーズの人は基本的に「光」の世界の住人で、「影」の世界の住人はこの会社、できるだけさける方針だと思っていたのだが、私は彼の登場をもってその考えを改めたのである。いえ「光」と「影」を上手に使いこなす人ならそこそこいたんですけどね。SMAPの演技派とかさ。でもそれは、一見「影」だけど実は「光」で安心、みたいな感じだったと思う。ベースが「影」、というのは私の実感としては「亀梨くん」が初体験なのである。その「影」に惚れた。私は男だから自分で気持ちが悪いが。
「ごくせん」では、うおお、般若!という第一印象で、この能面ぶりは演技なのか緊張なのかよくわからなかったのだが、しかし「相方」(近畿っぽいね)の「赤西くん」が悪ぶってるけど実は、的なもうジャニ的すぎる「光」を放っていたのに対し、すでに何か独特の陰影をただよわせていたように記憶している。
そして、この「野ブタ」である。一見「光」だけど実は、の設定、すごいハマリ役だったのではないか。へらへらペラペラなスタイルとセリフの裏側にある無表情と沈黙のブラックホールがもう、いいのなんのとすごく興奮しました。チャリこいだり部屋でひとりでもんもんとしながらの「哲学」、彼が「内面」で語ると重みがある。バイバイシクルとかいう「お調子」のときの目が笑っていなかった。あれは不自然だった。その不自然さにドキドキしていた。この人工的な感じがいつか壊れてしまうではないかとドキドキしていた。その独自の不自然さを可能にしているのは、彼の言動に常にそこはかとなくつきまとう「影」ではないか。
さめているようでいて実は人間大好き、というのも、わいわいやっている人間たちをいつも「影」でじっとながめている、どこか世界の裏側の人間の性格である。そういう役を120%ちゃんとこなした。彼は「影」の世界の住人だ。
神様のカルテ スペシャル・エディション [DVD]
映画を観に行き不覚にも泣いてしまい、DVDを観てまた泣いてしまいました。 物語序盤は感情移入し辛いですが、加賀さんが出てきてからは一気に持って行かれます。 そして、BGMが恐ろしく美しい。 物語終盤は気がつくと泣いています。 現代医療の問題などもチラリと入れていたり、何より人とはどうあるべきかという永遠の問いかけに対する一つの答えがこの映画にはあるような気がします。 一度ご覧いただければわかると思います。 監督と櫻井さんの対談が入っている特典DVDも、このシーンは、成る程こういうことなのかと、改めて教えていただけました。 いい映画です。
太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- プレミアムエディション<初回生産限定> [DVD]
この映画を映画館に見に行きました。なかば強制的に友人も連れて行ったのですが・・・。激しい銃撃戦は少なく、グロいシーンが苦手な人でも見やすい作品だと思います。それに、この映画と出会わなかったら、大場栄さんの存在はおろか、その素晴らしさを知ることはなかったと思います。一緒に見に行った友人たちもきっとそう思っているはずです。戦争を知らない若い世代の人(私もその一人ですが)に見ていただき、戦争のことを学んでほしい。
話は変わりますが、この映画を見たきっかけで、竹野内豊さんのファンになりました。竹野内さんの演技にも注目です。