先日カーラジオでこのアビーリンカーンのボーカルとマルのピアノでレフトアローンを聞き感動しました、スローテンポのこの曲にアビーのメリハリのあるボーカルが最高でした。
シングル「セクシャル・バイオレットNo.1」をそのまま使ったナツメロ・ベスト臭プンプンのジャケットですが(^^;
各収録曲についてのコメント/解説、全シングル/アルバムのジャケットをカラー掲載したディスコグラフィー、BG写真は「コミュニケーション」と同じものを使用と、中味の歌詞カードはこの手の廉価版ベストとしては意外なほどに充実しています。
7.ロンリネスはアルバム未収録のシングル、6.ダーティーヒーローは日本語でのシングル・ヴァージョン、8.追跡ハートエイクは「♪セダン・スニーカー」のCMシングル・ヴァージョン、13.テキーラ・ムーンは「コミュニケーション」の再録ヴァージョンとは異なるシングル「サード・レディ」B面のオリジナル・ヴァージョン等、アルバム未収録のそれなりに貴重なテイクが収録されている。
が、疑問が残るのが最後の3曲、シングルB面となっていた曲もあるが、何故ゆえ「KUWANA No.5」から3曲も、しかもわざわざ特にパッとしないこれらの曲が選曲されているのか理解に苦しむ。
CD化されていない「To The Sun」のシングル・ヴァージョン、ロンリネスのB面「サイレント・ディズ」、または代表的なアルバム収録曲「夜の海」、「オン・ザ・ハイウェイ」、「ロード・マシーン」、同じ「KUWANA No.5」なら「船を出せ」など、他に収録すべき曲はあったはず。 なにより「月のあかり」がどうしてハズされているのだろう? 今、桑名正博のベスト盤を購買しようという人のほとんどはソレが目的だと思うのだけど…