CMソング・グラフィティ・ゴダイゴ・スーパーヒッツ
軽快な「ミラージュ」のテーマに始まり、やっぱり「僕のサラダ・ガール」は、はずせないですね。個人的には、日立製作所の宣伝で使っていた「what did you do for tomorrow」がお気に入りなんです。もう少しロングバージョンを作ってほしかったですが・・・。そのほか「スプリンター・リフトバック」とか「リリック」とか70年代の懐かしのCMが曲と共に蘇ります。アルバムとしても十分楽しめますよ。
Oじいさんのチェロ (あかね・新えほんシリーズ)
戦争の中、Oじいさんの生き様が女の子の視点から描かれている。
こうるさいじいさんと思ってたけど、だんだん敬愛する気持ちに。
悲惨な中に心温まるお話。
絵も美しい。
不思議の国のアグネス+AGNES IN WONDERLAND-HOME RECORDING DEMO IN 1979
ゴダイゴ関連の「埋もれた音源」を発掘・リリースすべく
ミッキー吉野によって立ち上げられたレーベル「G-matics」。
その発掘の流れで今回CD化されたのが「AGNES IN WONDERLAND」。
1979年のゴダイゴといえば「ガンダーラ」「モンキーマジック」等で
大ブレイクを果たした直後ということもあり、勢いのある彼らが制作に
関わった本作は、とてもカラフルなコンセプトアルバムに仕上がっています。
体裁としては、「ゴダイゴのアルバムにアグネスがゲストボーカルとして
迎えられている」と言ったほうがより正確だと思われる作品です。
当時24歳のアグネスは、日本語・英語織り交ぜながらこのおとぎ話の世界を
可愛らしく、優しく、あるいは哀しげに、頑張って歌い切っています。
現在の当人に対して、その信条・宗教・所属団体に起因するところの批判が
強いことはもとより承知していますし、私も批判的立場を取っています。
しかし、そのこととこの作品の評価とを混同すべきではないでしょう。
30年前の作品に、今のアグネスへの不満を投影するのは如何なものか。
あくまで音楽そのものを評価して、私の「星の数」は上記の通りとします。