愛と自由を求めて+1
愛と自由を求めてソウルを歌う。
ダニーの歌声は当たり前の事だが唯一である。
マービン・ゲイよりも穏やかでハスキーかつ暖かい。
それにエレキピアノとワウギターが混じった時の恍惚感。
何でもないりズムがソウルという音楽に変わる瞬間を肌で味わえる作品だ。
詳しい解説が付いている国内盤がお勧め。
These Songs for You Live
「In Performance」以来のニューアルバム。
自らを誇りに思い、希望に満ちた明日を信じることができた。
そんな時代の空気をめいっぱいに吸いこんで歌い上げたような
魂に響く名演が揃っています。
しかし熱気だけではない。ちょいとクールなスタンスで。
それがダニーのスタイルだから。
過ぎ去った時代のことだけど、このCDを聴けば、単なるノスタルジー
ではなく、不世出のソウル・シンガーソングライターの夢見た未来が
この現在でも鮮やかに、感じられるような気がします。
ライヴ
なんでこんなに歌が上手いんだ!
でもこの人の場合は、一般人には出せない高音域の声が出せるとか、絶対音感とかそういう数字の世界じゃないんだ。本当に心地よく、すぅーっと自然に入ってくる感じかな。それでいて聞流せない、和んでいるようでいて、ある種のテンションの高さがずっとある。
それにサウンド全体が繊細でやわらかく、包み込むような優しさがある。マーヴィン・ゲイやカーティス・メイフィールド、ジャンルは違うがボブ・マーレーも素晴らしいが、この落ち着きと優しさはこれからも私の心の支えになるだろう。
いつか自由に~ダニー・ハサウェイ・アンソロジー
音がいいです。自分のしょぼいCDプレイヤーで聞いても、違い、音圧、すごいです。圧倒的によい音です。
日本語の解説、歌詞、訳詞がついてます。1970年から1973年に出した5枚のアルバム収録曲全曲と、デモテイク5曲、2004年に突然発表されたライブ「These Songs For You,Live!」の6曲、さらに、初登場の1973年ライブ音源2曲が収録されてます。
1979年1月13日に、ホテルの15階から投身自殺したそうです、33歳、これから、さらに期待されていたのですが。
聞きながら、体を震わせてください。