裁判官の人情お言葉集 (幻冬舎新書)
ベストセラーとなった「裁判官の爆笑お言葉集」の第2弾。
しかし本書は前作とうって変わって笑えるお言葉は少なくなり、裁判官の情や葛藤を感じさせる「重い」お言葉が中心となっています。
特に印象的なお言葉は、法と世論のジレンマに悩み、厳罰を科すにもできない事例のもの。
その中には当時メディアでさかんに報道され、大きな反響を呼んだものもあります。
著者はお言葉と判決の裏に隠された裁判官の苦悩、法に潜む問題点をわかりやすく解説しています。
まるで、思いが込められた様々なお言葉を通じて
「裁判員制度が始まるにあたって、法律の素人である私たちに何ができるのか考えてみませんか」
と著者が問いかけているようにも思えます。
ちなみにコラムには用語解説や裁判の進め方、裁判員の心得などもあり親切です。
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
私は英語は嫌いではないのに、センスがなくてずっと困っていました。
受験勉強をしなかったので、英単語をあまり知らず、おまけにちょっと長文になると混乱してしまい、もう訳がわかんらなくなってしまいます。
この本はそんな英語の「コツ」を教えてくれました。
特に基本文+付録の説明では、「付録の並べ方に決まりはない」など、恥ずかしながら目からウロコでした。
また、aとtheの違いなど、かわいいイラストを使ってとてもわかりやすく解説されていました。
「英語のコツがわからない」「センスがない」と思っている人にはとてもおすすめの1冊です。
心の野球―超効率的努力のススメ
この本を知るきっかけは、TBSの番組で桑田さんの子どもたちへの野球を通しての指導法、考え方に非常に心打たれたことでありました。
早速に本を求め読みたいという衝動にかられ、あっという間に詠み切ってしまいました。ともすると、今の世の中は形あるものにだけ
拘りがちでありますが、やはり心をどう耕していくのか。その為に何を大事なものとして考えるのか。人とのかかわりあいの中で生まれる
本当の人間力について教えられたような気がします。