よくわかる文章表現の技術〈2〉文章構成編 (新版)
I巻が(身につければすぐに文章が上達するといった)
直接的な技術の紹介であったのに対し、
II巻は判りやすい、もしくは魅力的な文章の作り方の基本となる、
考え方・理論を紹介している。
より専門的な話も出てくるのでI巻を読んでから読むのが望ましいが、
例題は食堂で食事が出てくるまでに眺めているだけでもいい、という
とっつきやすさがあり、さらに眺めているだけで面白い。
自分で文章を書くときに、本書の考え方を思い出すだけで
今までとは違ったものになってくるだろう。
”日本語”の学術的の奥深さに引きずり込む、
文献の紹介もこの本の価値を高めているように思う。
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX2
銀英伝はもともと好きだったしBlu-rayになってDVDより遥かに省スペースになったし、なぜか55パーセント引きというあり得ない値段だったので、BOX2・BOX3・BOX4とまとめ買いしました。マジでびっくりして即決で買いました。なぜか、なぜか?BOX1だけが22パーセント引きだったので値下がりするのを見送っていたら、2・3・4の方が22パーセント引きになってしまいました。お願いですからBOX1も55パーセント引きにして下さい。しかしどうしたら最新刊の日本製アニメBlu-rayBOXが55パーセント引きで売れるんだろう。からくりが知りたいな。
銀河英雄伝説 Blu-ray BOX1
OVA・TVなど150話を超える永遠の名作
「銀河英雄伝説」のBDのBOX1です。
世界設定、キャラクタ、戦闘描写、機械、
様々な面にて、名作と呼び声の高い作品であります。
BD化したことによるグラフィックの強化などはありません。
DVDとの目立った違いがあるわけでもありません。
しかし、銀河英雄伝説という名作は今の世でもまた、名作として
人々に伝えられていくでしょう。
今は亡き名声優の名台詞の数々をご堪能あれ。
むしろ、今のアニメ業界のように
「客観性のないメディアによる差別」「他の業界の宣伝道具にされる」
「アニメーターの士気・能力低下(技術上昇)」「権力志向者による規制」
などが強く無いからこそ、鬼気迫る迫真の演出クオリティのある
作品として、完成できたのかもしれません。
アニメ業界の歴史に残すべき、大作。
いかがでしょうか。
(小説もおすすめ)
〜銀河の歴史がまた1ページ
ラストイニング 勝利の21か条 ─彩珠学院 甲子園までの軌跡─ (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
自分はイヌか、サルか、ねこか・・・。チームの中でどんな役割を担うべきかなどと考えてしまう。
「ラストイニング 1 (ビッグコミックス)」は野球漫画好きの僕にとって衝撃的な作品だった。
群雄割拠の中で戦うような戦国時代風の野球漫画が多い中、チームマネジメントと戦略を全面に出した野球漫画は初めてで、これは野球だけじゃなく会社の中でも使える理論がたくさんあると感じた。
「GIANT KILLING(1) (モーニングKC)」も同様にチームマネジメントを中心としたサッカー漫画で人気を博している。
そうか、スポーツ漫画はマネジメント目線を求めていたのかもしれない。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらが流行った背景には、このようなニーズがあったのかもしれないな・・・
などと、素人の僕でさえ語りたくなってしまうような、そんなラストイニングをプロの目線で語ってくれているのが本書です。
2004年の第1話から週間スピリッツで、そしてコミックスで全話を読んでいる僕にとって、あの時の鳩ヶ谷監督の采配は、あの時のアンパイアの判断はなど、いろいろと疑問点などが残っていたんですが、それがすっきり。高校野球を取り巻く環境を紹介しつつ、それぞれのシーンの解説をしてくれています。
会社のマネジメントに悩んでいる方にも本書はお勧めです。
自分が監督、スタッフが選手とした場合、どこまでが監督のできるところで、どこからが選手が判断し実施すべきことなのか。
監督が入り込めないグラウンドの中、自分が全て関与できない現場と同様に、どのようにマネジメントを行うべきかのヒントを与えてくれることでしょう。
いわゆる漫画評論本ではなく、野球理論に関する評論本。野村監督の著書が好きな方には是非おすすめの書籍です。
ただし、ラストイニングを読んでないと、単なる野球好きの雑談になってしまう可能性があるので気をつけてください(笑)。
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待望の2nd albumです。
前作と同様、鎌倉さん独特の視線からの曲が揃っていて、盛りだくさんな感じで、聴き応え充分でした。
曲のタイトルや歌詞の内容の過激さと、鎌倉さんの爽やかで鋭い歌声のギャップが良いです。
個人的には、『本当のこと』が好きですね。
おすすめアルバムです!