細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
知識だけを増やすなら本を沢山読み
メディアを十分に活用すればいい。
しかし、その内容が全て正しいわけではない。
それに知識があってもその応用力が
なければ社会に出てからは使えない人に
なってしまう。
大学など学校で得た知識が社会に出て
使えないというのは応用力のなさが
原因ではないか。
この本では何故数学的思考力、
というより知識は最低限で良く
世の中をしっかりと冷静に分析・検証するためには
どうしたらいいのかを助言してくれている
わかりやすい本と言える。
論理的思考力だけでは駄目だ。
三段論法では甘いということが
わかりやすく書かれている。
ただ、この人の経済の模範回答が
正しいと思ってはいけないということも
この本を読んでいれば感づくことでもある。
だから考え方はとても参考になるが、
細野さんの回答を知識化してしまうのでは
バイアスになっているということになろう。
説得力がある分だけ流されないように
冷静な視点で読むととても良い本だと思う。
サマーウォーズ オリジナル・サウンドトラック
感動のアニメ映画のサントラ盤!
山下達郎の主題歌が未収録なのが残念!
(実際はエンドクレジットに流れただけなので我慢?)
電脳世界の電子音楽と、現実世界のウェルメイドなオーケストラ音楽の絶妙な対比と競演が聴きどころです。
「1.仮想都市OZ」は電脳世界らしい打ち込み音楽の快感。
「2.Overture of ...」はタイトルバックに流れるオーケストラによる序曲。
敵の恐怖の音楽( 6. 11. 12. 16.)に対して「7.KING KAZMA」の活躍が痛快!!
みんなの力を結集する過程を丁寧に聞かせてくれる「14.みんなの勇気」、
コーラスの歌声が非常に効果的で優しく温かい「15.1億5千万の奇跡」、
最も感動的なテーマ曲「17.The Summer Wars」(DVDメニューの曲)、
そして「18.Happy End」で締めくくる。
劇中音楽の魅力と感動を凝縮した、充実の1枚です。
探査機はやぶささん
「はやぶささん」、けなげでかわいいです。
でもは「やぶささん」だけ無く、「さがみさん」(地上管制を代表したキャラクター)や
「はやぶささん」を打ち上げた(放り投げた)「MVさん」やら魅力的なキャラクターが沢山出てきます。
火星まで行きながら軌道に投入できなかった悲運のキャラである「のぞみさん」や、イトカワ投入に
失敗した「ミネルバさん」も出てきます。映画などではミネルバに触れられる事は無いので、良い感じ。
一応ギャグマンガの体裁を取っていますが、ほぼ事実に基づいていて、内容は結構マニアックだと
思います。マンガの横に書かれている解説文がかなり濃いです。はやぶさ帰還後にに打ち上げられ
た「あかつきくん」と「イカロスさん」や月へ行った「かぐやさん」も登場し、宇宙科学研究所(ISAS)
の現状を伝える楽しい本となってます。
ただ「良い日、旅立ち」の表現、これって「スイングバイ」じゃね?MVねーさん、スイングバイで
探査機打ち上げてるし。あはは、って感じです。事実とは勿論違うけど、キャラ的には合ってるかも。
随所にJAXAキーパーソンとのインタビューがあって、結構読み応えがありました。ディスティニー
計画、早く実現するといいなぁ。
サマーウォーズ [DVD]
タイトルと番宣のイメージからして、普通の少年少女が田舎でタイムスリップして戦国時代に放り込まれる、、そんな話しかと勝手に思っていました。
街に住む今時の少年少女と田舎の由緒ある旧家の老女、バーチャルな電脳空間・アバター達と現実の大きな家・血縁の絆、そんなデジタルとアナログの対比が次第に融合していくことを描いた作品です。
前作の時をかける少女が良作だっただけに、テレビ放映を機会に期待して観たのですが、、期待が高すぎたのか、正直なところ物足りなさが残りました。
時を…ではSF作品ながらも少年少女の実生活を彷彿とさせる現実感が好評価の理由で、その現実感は、ズルくもあり純粋でもある、若い時にありがちな心理描写をリアルに描くことによって生み出されていました。
しかし、本作では単純な人物設定(20代男性・警察官・嫉妬心が強く直情型…的な1行設定)通りの大勢がわらわらと動くだけであって、深みがありません。
また主要舞台となる高度な電脳空間の表現も、攻殻機動隊などで印象的に描いた先例があるだけに、一世代前のオンラインゲームにしか見えません。暴走するAIによって世界は破滅しそうになるのですが、それは格闘ゲームと花札によって対決して解決をはかるという薄っぺらさ。
AIという実体のないプログラムに、親戚一同の協力という生身の力と花札というアナクロなカードゲームで勝利するというミスマッチ感を演出して、人と人の絆や伝統を強調したいという意図はわかるのですけど、如何せん単純すぎて感情移入に至りません。
パソコンの黎明期からあるウォーゲームものをベースに、DBZの最終回(世界中の元気をオラに分けてくれ…)をつなげたという感じでしょうか。
製作期間の都合等あったのかもしれませんが、一次アイデアを二次、三次と練り上げていけばおもしろくなったのでしょうが、はいオッケーでチャッチャッと通して製作を急いだ感が透けてしまって残念です。
NHK天才てれびくんMAX 約束の場所へ
収録曲一覧
約束の場所へ〜シークレッツ・ユートピア〜は、天てれ2007年度のテーマ曲です。
1.約束の場所へ〜シークレッツ・ユートピア(フルバージョン)
2.冬のアゲハ(バラードバージョン)
3.約束の場所へ〜シークレット・ユートピア(オリジナル・カラオケ)