三木谷キッドロイくんのばっちり部屋

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天使の素顔 ~話題の美少女フォト&インタビュー~ (玄光社MOOK CM NOW別冊) 表紙の川口春奈さんもかわいいですね.
買ってよかったです.

東京物語 [DVD] COS-024 無意識に訴えかけるエキスがつまっている。そのエキスが何なのかを捕まえても、手のひらをひろげてみる頃には逃げ出してしまってなにも残らない。
とにかく素晴らしい。何でも無いシーンで泣きそうになってしまう。懐かしさと優しさ。静かだけどときどき怖い人物。

シナリオが完璧と言う他ない。
冷たい子供達、忙しいから仕方ないと言っている両親。
こちらはそれを不信に思っていると、最後の段になってやっと原節子(全体を通して清らかで純真無垢。とっても綺麗)に香川京子が兄弟の悪口をいう。
原節子はそれを仕方ないのよ。みんなそうなのよと大らかに受け流す。

だが、その次のシーンで、父親と二人きりの所で。内面の噴出が思わぬ形で飛び出す。父笠智衆とのシーンでは原節子の中にあった、自分は死んだ旦那を思い出さない日もあると語る。それを、普通の事だよと許す父親。

物語は爆発しない。醗酵するように優しく、豊穣に無意識に訴えてくる。
そして母の形見の時計を原節子に渡すシーンでドラマの頂点に至る。帰郷する電車のなか、その時計を握りしめる原節子の表情が忘れられない。

核家族。高齢化社会。反面教師的にそれらを描いた映画。映画の縦糸は以上のようだが、所々細かい人物達のユーモアが愛おしい。
ヴェンダース、アッバス・キアロスタミ、侯孝賢、ジャームッシュ、ジュゼッペ・トルナトーレなど世界中の映画監督から慕われる。日本が誇る世界の小津安二郎をどうぞ。

Vionnet (M´EMOIRE DE LA MODE) 一連のデザイナーブックの中の1冊の英語版。日本では96年に光琳社出版から発行されました。(現在は絶版の模様?)
ヴィオネの代表的なドレスやサロンの写真、メゾンのトップモデルソニア嬢の写真なども多く収録されています。
お洋服の流れるようなバイアスカットのラインが美しい。
ヴィオネのドレスマネキンさんが着て展覧会で展示、という印象が多いのでモデルさんが着て動きのある写真を見れるのはとても嬉しい気分です。

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