ヒカリサス海、ボクノ船 [DVD]
こういう映画を悪く言う人は心の曲がった人だよねぇ。とか
主演の女優さん演技うまいよねぇ。さすがに血だよねぇ。とか
けっこう美人だよねぇ。美人の部類にはいるよねぇ。とか・・・
とにかく誰かに確認しながら恐る恐る評価しないと「心の曲がった人」にされてしまうタイプの作品です(笑)
よくこれだけの内容で2時間保たせたよなぁ。とか
主演は20歳くらいの設定なのに妙に年上に見えるよなぁ。とか
やたら長回しの多いカメラで、これじゃNG出せないよなぁ(汗)とか
ここで脱ぐ必要あるの?とか
結局おいしいところは、まりかチャンが持って行っちゃったみたいな・・・とか。
良い作品なのですが、思わずツッコミたくなってしまいました。
良い映画ですよ。ただ仁美さん主演のタイプの作品なのかな?
要は、そこにすべての違和感があるような気が。。。
「子宮頸がん」―経験したからこそ伝えたい!
この2〜3年、マスコミが取り上げ、多くの人々にその名を知られるようになった子宮頸がんだが、検診の大切さや術後の後遺症など、まだまだ余りにも知らないことが多いことに驚かされた。
そもそも、子宮頸がんの細胞診が、がんになる前の異常な細胞を発見できる画期的な検診だということを、どれだけの女性たちが知っていただろうか。ましてや子宮頸がんは、性交渉をもった女性ならば、8〜9割が原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染するということも……。子宮頸がんは女性が最初に出会うがんかもしれないのに、多くの女性は予備知識をもっていない。命にかかわる大切な情報をぜひ、教育の現場でも伝えてほしいと思う。
著者の仁科さんは、38歳で子宮頸がんを発症。発見がもう少し遅れていたら2年の命だったという。子宮のほかにも卵巣やリンパ節などを切除し、今も多くの後遺症をかかえていることに驚いた。本書のなかでは、口をつぐんでいたい後遺症についても言及。その体験は、すべての女性に読んでほしい。
巻末には約30ページの「子宮頸がん予防読本」がついている。読本には、子宮頸がんの原因や、素朴な疑問に答えたQ&A、子宮頸がんをめぐる海外の最新情報なども満載。アメリカでは、10代でも性交渉をもって3年がたつ女性たちには、検診を受けるよう勧めている(HPVががんになるには、5年以上かかるので)ことなど、日本の検診の有り様についても考えさせられた。予防読本の内容は、女性はもちろんだが、教育現場や行政の保健事業に関係する人たちにもぜひ読んでもらいたい。
いつか読書する日 [DVD]
人生について、あるいは人間の幸福について考えさせられる作品。
平凡に見える人生にも、実はさまざまなドラマがあり、淡々と生きているように見えても、心の奥に、秘めた情熱の炎が揺らめいていたりする――。
田中裕子の演じる美奈子は、牛乳配達の仕事を生きがいと感じ、無聊を慰めるに読書をもってし、密かに想い続ける相手には病床の妻がある。
傍目には、あまり幸せそうには見えない彼女だが、本人にとっては、決して不幸な人生ではない。
また、彼女が思いを寄せる、岸部一徳の演じる高梨の人生も、最終的にそれが不幸なものであったのか、それとも自分として満足のいくものであったのかは、当人にしか分かりえないところがある。
幸福であるか、不幸であるかということは、他人からはなかなか推し量れないものだ。
自分にとっての幸福の基準とは何であるのか、改めて考えてみるきっかけとなる作品だった。