YOUNG GUITAR PRESENTS GUITAR INSTRUCTIONAL VIDEO エレクトロレッスン [DVD]
ダグ・アルドリッチは、ジャズ/クラシック/ブルースを非常にハイレベルにマスターした上で、ハードロックを演奏しているギタリストです。
デモ演奏でも、軽い歪みのセッティングでありながら明確な音でテクニカルなフレーズを連射しており、彼の基礎技術の正確さ/高さが伺えます。
内容は、理論的にはモードにも触れつつも、ペンタトニックスケール+b5を中心にしたフレージングを主に紹介しています。又、この手の教則ビデオでは珍しく、色々な種類のベンディングに関しても説明がされています。
他のテクニカルギタリストの教則ビデオと比較すると、直ぐに自分のプレイに取り入れやすい(難易度は置いておいて)内容になっています。
ギター・ゼウス~神々の饗宴~
ギター・ゼウス・シリーズの第一弾。のちに一部同じ曲構成の日本人ギタリスト版も出ている。カーマイン・アピス(Dr.)、トニー・フランクリン(b)、ケリー・キーリング(Vo.)のトリオをベースにそれぞれ13人のギタリストがプレイしている。曲がオリジナルの為か、クレジットを見ないで聴くとなかなか意外で面白い。ギター弾きなら聴いて損はないだろう。それにしてもカーマインとトニーのリズム隊はかなり強力だ。ドラマー、ベーシストが聴いても楽しめる。全体的にかなり良いが曲の詰めが甘いので星一つ減点といったところ。
ギター・ゼウス
1995年リリース、カーマインアピス’Sギターゼウスの1作目・・・リイシュー毎ジャケットが様々変更されてきてますが、基本的に内容は同じ(ラストボーナストラックは、パットトラヴァースとのコラボで既出音源と思います)。カーマインアピス(Dr)・トニーフランクリン(B)・ケリーキーリング(Vo/RhythmG ETC)が演奏するハードロック楽曲に、各ギタリストがソロを入れるという構成・・・11ボブディズリー(B)・2ダグピニック(Vo)・4ジェニファーバトゥン(RhythmG)が参加しています。いかんせん曲がつまらないのが、このアルバムの弱点・・・ギタリストのプレイは最高なのに、本当もったいないですね。これだけのギタリストを集めるカーマインアピスは、さすがの一言ですが、ジェフベックあたりに参加してもらえばこのアルバムの売れ行きが化けたと思いますね(笑)・・・・それにしてもこのリイシューは、高いと思うけど!