テンション上げまショー
青春(思春期のころ)真っ只中の時代ですね。
カラオケ好きには最高かも(っていうか18番
だったりして・・・)
いまの若い人が聞いても新鮮じゃないかな?
車中で受けねらいでかけるつもりです。
まあ購入して損はないね!よかったです。
なぜ宇宙人は地球に来ない? (PHP新書)
PHP新書が超常現象入門の本を出すとは意外なので思わず購入したが、宇宙人・UFOの存在やアポロは月に行っていない?といった古典的な壮大な謎から、近所の猫よけ用(?)の水を入れたPETボトルまで、採り上げた胡散臭い謎・現象・占い・グッズの多さに驚く。U.M.A.やキャトル・ミューティレーション等の言葉を初めて知ったし、理系出身者でありながらマイナス・イオンのことを漠然と陰イオンと同視していた誤りに気づかせてくれる。現在の胡散臭いもの百科として本書は重宝だ。
著者は超常現象を科学で説明して、ないことを論証するのではなく、頂常現象の存在を主張する側に立証責任があり、どの現象についても信奉者は立証責任をはたしていない、という裁判員のようなスタンスをする。たしかに「ないこと」を証明するのは困難で、「ある」と言い張る方が「ある」ことを一例でも示すのが合理的。そのような立場から常識の範囲で考えても「ある」と考えるのはおかしい世の中の超常現象を「愛情をもって」斬る。例えば晴れ男と雨女が一緒にいたら天気はどうなる?とレッテル貼りを難じ、同姓同名の人は同じ運命か?と姓名判断に疑問を呈する。そのような論理が面白い。そして病気で判断能力の低下している人にあやしい物を売りつけることが、科学的な治療を受ける機会を奪うことを心配する。著者の態度は全く正しい。
結構中身の濃い本だが、気楽に読めるし、各章の扉には著者が超常現象を揶揄する写真つき、各コラムにはしりあがり寿氏の脱力してしまうが急所をついたイラストつきで楽しい。
VOW23
年1冊の発刊ペースが定着した感のある『VOW』最新刊。
ネタの質は他社の「バカ画像本」の追随を許しませんが、肝心のそのネタの数が、存在理由のわからないゲスト芸能人へのインタビュー記事等でで水増しされているように思われて仕方がありません。
前作までは「過去に掲載されたネタ」を引っ張り出してゲストにコメントをさせる「ネタの使い回し」がやたらと気になりましたが、前作・今作でも、吉村智樹氏のコーナーが明らかに浮いており、強引な「ページ稼ぎ」のように思われます。
また、本文の紙の質が悪くなっている(すぐに端から黄ばんでくる)ことと、掲載されているネタのダブリ(ネットで拾ったものと考えられる画像)、ネタ画像の解像度の悪さがとても気になります。
次回作である『VOW24』では、解像度が高くて見やすいネタ画像と本文用紙の質の向上、意味不明なゲストや面白くないコーナーの停止を提案したいところです。
アニメーション映画生誕100年記念作品 Tokyo Loop トーキョー・ループ [DVD]
気になる作家が何人も入っていたので買ってみた。
とても面白い!すべて新作。豪華です。ラインナップは、
佐藤雅彦+植田美緒、田名網敬一、清家美佳、大山慶、
しりあがり寿、束芋、宇田敦子、相原信洋、伊藤高志、
しまおまほ、和田淳、村田朋泰、古川タク、九里洋二、
山村浩二、岩井俊雄。
特に面白かったのはまず
佐藤雅彦+植田美緒。
そして美術館でも展覧会を開催している束芋、村田朋泰。
やっぱりセンスがいいし、すみずみまで行き届いていて、
ずっと見ていられます。
しりあがり寿ははじめてアニメーションをつくったようだけど、
「ばかばかしい」センスと笑いのセンスにたけているので
十分面白かった。絵も動きもシンプルなのに。
山村浩二も、いつもより時間がなかったとコメントしてますが、
やっぱり「見せる」ことを強く意識して質が高いです。
DVDのほかに、セットでコンパクトな本もついているし、
全般的に質が高いのでとてもよい!と思いました。
真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション [DVD]
いや〜、くだらなさの宝庫、まさしく大判小判ザックザクです!あまりにもくだらなすぎて、映画館で爆笑した覚えがあります。
好き嫌いはハッキリ分かれる映画だと思います
コレでクドカン、ダメになっちゃったヒト多いんだろうなあ。
でも、つくったイメージをも壊す、それこそが真の芸術家といえるんじゃないでしょうか。
つまり、この「くだらなさ」敢えてやってる確信犯。
何より監督本人が楽しそうに作ってることがこちらに伝わってくる
でも、よくよく考えて見るとまったくの嫌な人間は出てこないし、現実世界と地続きの異形世界にうごめく魑魅魍魎な人々の中を「りやる」を求めて旅するという構図は
それこそ我々の現実世界とどこかリンクするところがあり「リアリティ」があるのです。