いつもふたりで DVD-BOX
松たか子は取り立てて美人でもなく、怒ったり泣いた時はブサイクだったりする(ファンの人にはゴメンなさい)。だがあのゆでたまごのようにつるっとした顔に大きな目が笑うと独特の魅力がある。彼女のみずほ役は素直(無神経なところもあるが)で天真爛漫、明るい性格が、隣の元気な女の子という親しみやすい身近さを感じさせる。愛人キャラ(?)の長谷川京子が押さえた演技しているのと対照的。
みずほとハチ(坂口)は北海道の片田舎出身。ハチは(特に女性に対して)不器用だが、道産子らしい気持ちのイイやつ、放送作家として成功している(?)。ハチはあだ名で忠犬ハチ公(?)から。みずほはハチの家に居候(遠慮をみじんも感じないが)することになり、同居生活スタート時の細かい描写がリアルで楽しい。幼なじみのみずほとの遠慮が無い会話も楽しい。二人が結婚したらサザエさんのような夫婦になるんじゃないかと思うが、幼なじみの距離感が...。
「夢のない人生は味の無いチューイングガム」というみずほは夢の実現に常に前向き。小説家志望だが、紆余曲折があり、本を作ることになる。みずほは周りの人間を元気づけ、ひょうたんから駒の結果に(?)。
楓出版若社長が3話から交代する(柏原はイイ味出しててチョット残念)が、ご愛敬(交代直後のセリフがいい(笑))。西村の深みのある演技、長谷川との最後の晩餐(?)もよかった。衣装や小道具に黄色が目立つがそれが幸せを予感させる(?)。オープニングタイトルの似顔絵が2人の魅力を端的に示す。主題歌も坂口のイメージに合っている。最終回エンディングはある人が友情出演する。見終わった後はうっすら目に涙が浮かんでいるが幸せな気分になる、ちょっぴりほろ苦くハッピーな恋物語の秀作。
いつも二人で (ライムブックス)
ロマンス度濃厚でした。こんなにみんな頭の中は妄想でいっぱいなのだろうか?そして妄想している時は相手に伝わるのだろうかと不思議な感じがしました。ほとんどが熱い場面で、そこのとこは飛ばしていきながら読んじゃいました。なので、あっという間によめちゃいました。ただキスの場面はどきどきものです。ワトソン兄弟の話が3話と他人の心が読めてしまうヒーローの恋の話の1話なので、それぞれは短く熱く急展開。好みが分かれる作品だなと思います。私には熱すぎて☆3つ。
いつも2人で (初回出荷限定価格) [DVD]
アメリカ版DVDを手に入れたほど大好きな作品。スタンリー・ドーネン監督のお洒落でスマートでせつなく温かいストーリーに、ヘンリー・マンシーニの美しい音楽。何度見ても涙なしではいられません。そして歳月を重ねると違った味わいがあるであろう素晴らしい作品です。学生時代のオードリーは少し苦しいですが彼女のキュートな魅力は存分に発揮され、アルバート・フィニーも文句なしです。
いつも2人で [DVD]
オードリィ ヘップバーンがジバンシィのドレスを脱ぎ捨てた!こんなキャッチコピーがついた事でも有名な映画でした、というのも彼女はこれまでの出演作品で常にジパンシィ(ブランド名)のドレスを着用していたからです、(映画「尼僧物語」の尼僧服さえもジパンシィ氏のデザインといった具合に)作品の出来も良く、時間の経過と共に微妙に変化をしてゆく夫婦愛の姿がとてもよく描かれている作品だと思いました、当時はもう彼女にこうした若い役柄は無理があると言われたそうですが、まだまだとても可愛いですよ。