植物油の事典 ~料理に、美容に、植物油を自分で楽しむ~
前田京子著の「シンプルスキンケア」は、肌質に合わせて選べる16種類のオイルを紹介しています。
私は、この本を元に試行錯誤を重ねて自分にぴったりのオイルを見つけました。
その過程において、もっと色んなオイルについて知りたい、食用の場合の効能について知りたい、とずっと思っていました。
この「植物油の事典」は、私の好奇心を満たしてくれる良本でした。特に食用オイルに詳しく、オリーブオイルは地域別、歴史、等々読み物としても楽しかったです。最近よく見かけるようになった亜麻仁油の事も載っていて、飲んでみたいと思いました。
世界にはまだまだ沢山のオイルがあって、色々体調に合わせて使い分けてみたいと思いました。
どちらかというとオイルの食用の効能に詳しく、後半には体の症状に合わせて使いたいオイル、オイルを使ったレシピが紹介されています。こちらもとても参考になりました。
肌に合うオイルを探すのであれば前田京子さんのシンプルスキンケアの方がわかりやすいですが、オイルの種類の多さ、説明のわかりやすさ、読みやすさ、などこの本も大変参考になりました。
銀牙-流れ星 銀-コンプリートDVD(初回生産限定)
昔の作品なので、絵とかは素朴(?)かもしれませんが、
元の原作(このアニメをしってから読んで、はまりました。)の勢いや情熱は、伝わりました。
今となってはなつかしい勧善懲悪と人情(犬だけど)と侠客の世界。
技も含めてつっこみどころを言い出せばきりがないのでしょうが、
こういうのって廃れないおもしろさがあると思います。
声優さんたちの演技も熱くて、音楽をきくと胸の奥にぐっとこみあげてくるものがあります。
私は女ですが、男、男と連呼されても、ネガティブな印象にはなりませんでした。
なんというか、理想への叱咤激励であって、型に押しこむ為の強制とは違うかんじです。
(理想のあるべき像が明確かつ信じられるというのは幸福なことでもあります。)
悪役の熊側もあそこまで徹底しているとむしろすがすがしかったです。
ちょっとだけでしたが権力闘争?があって、その中でも絶対的である赤カブトの姿はあっぱれです。
登場犬は多いですが、夫々個性的で今見直しても楽しめます。
犬キャラですが、夫々の侠気には惚れてしまいました。
人たちが常識やことなかれ主義で被害をないことのようにしようとする中、
犬たちが協力して、苦難や悲劇を乗り越え、あきらめずに戦い勝利する。
犬と深くかかわりのある人間はその姿に犬たちを同格として、得て然るべき権利を認める。
−色々思うことも多い良い作品だと思います。
キテレツ大百科 スーパーベスト
今の時代、アニメソング(アニソン)が好きだと「オタクなの?」なんて言われちゃいますが、音楽を聴くのにいけないのは先入観 アニソンだって何だって、良い曲は良いんです
とはいっても、最近のアニソン作曲者なんて、名前も聞いたことのない人物ばかり
そのレベルの低下もアニソンに変なイメージがつきまとった原因のひとつでしょう
しかしキテレツ含め、昔の(10年前が限界かな)アニソンは、結構有名な人が作ってることが多いんですね
このアルバムにも、はっぴーえんど、YMOの細野、日本のプログレの先駆者と言われている森、そしてはじめてのチュウで、かつてないレコーディング方法を編み出した実川 などの実力者が並びます
その他にもすいみん不足なんてブルーハーツが歌っててもおかしくないような曲だし、メリーはただのともだち も、恐らく関係ないのだろうけど、キテレツとみよちゃんの関係を歌ったもののようにも思えるし。
キテレツファン、アニソンファンでなくとも聴いてみる価値のある作品だと思います
アニメソング史(ヒストリー)I
3枚とも購入しました。 他のレビュアーの方の言われるようにあれもないこれもないわけですが、レーベルを越えたりして集めたベストアルバムだとレコード会社や版権の都合等でカバー曲モノになりがちなイメージが自分にはあります。その点、とてもすっきりしていてある意味では一時代を彩ってきたアニメソングの集大成だと思います。 豪華な制作陣と歌手の組み合わせを楽しむ事ができます。アバンギャルドな演奏も多く70年代という時代の空気を思い起こす、子供の頃のいろいろな事も一緒に思い出すそんな評価のできるアルバムだと思います。
若草物語 ナンとジョー先生 1 [DVD]
『若草物語』から19年・・・、あのおてんばジョーは今や2児の母となり、愛する夫フリッツと共に理想の教育を実践するべく、マーチ叔母さまから継いだプラムフィールドの屋敷で学校を開いていた。そこへ、おてんばな少女ナンという新しい生徒がやって来る。それがナンとジョー先生の出会いだった。・・・
おてんばなナンをはじめ、腕白小僧のトミー、食いしん坊のスタッフィ、思慮深いデミに、おしとやかなデーズィなど個性あふれる生徒達が魅力的です。ナンに手荒な歓迎をする腕白なプラムフィールドの少年たちを相手に戦うナンのおてんばぶりが何とも・・・。それを見守るかつてのおてんばだったジョー先生のまなざしが暖かくて素敵です。
ジョー夫妻が考える罰は、変わっていてそれでいて魅力的!。2人の庇護の下で、これからプラムフィールドではどのような出来事があるのでしょうか。
オルコット作品といえば代表作は『若草物語』ですが、『世界名作劇場』の『ナンとジョー先生』もひけをとらないほどです。『若草物語』を観ていた人は、ぜひこちらの作品も観てジョーの成長ぶりを感じてほしいです。