プラネテス O.S.T.2
アニメの最終回のエンディングで流れていたHitomiさんの「PLANETES」という曲が印象的で、ただこの一曲が聞きたいがために買ってしまいました。ほれぼれするほどすてきな曲で毎日聞いています。また中川さんの曲が不思議と宇宙空間に合っていて、いろいろ考えさせられながら聞き入ってしまっています。買ってよかったです。
プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)
各巻どれも読み応えがありました。宇宙での生活が少し近く感じられると同時に、過酷さも伝わってくる作品です。
主人公の葛藤や成長を描いていて、それがすごく人間臭かったりしてそんな所も良かった一つだと思います。
本書はもちろん素晴らしいですが、ぜひアニメの方もオススメしたいです。アニメが素晴らしかったことがきっかけで、原作である本書を購入したからです。
*原作とアニメは大まかな流れは同じものの、中身はかなり違ってくるので別の物と考えて下さい。
プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition
話の内容は文句なし。
画質は元がHD製作だそうで非常に良い。OPなんか特に綺麗。
5.1chになり細かいところまで修正入れてるので元と比べて聞いてみても
楽しめるんじゃないでしょうか。
BOXの値段は高いのですが、そういうの関係なく満足できる作品です。
プラネテス(2) (モーニングKC (778))
1巻で下地は十分。いよいよ本編といった雰囲気です。
2巻のハチマキはエゴの体現者を目指す方向に進んでいきます。
これは父ゴローがかつて通って引き返した道(いや、まだ体半分残ってるか?)、弟キュウタロウが今進みつつある道です。
ここで、ハチマキがそのまま進んだときの究極の終着点にも似た人物、ロックスミスが登場します。今度はその「悪魔のような、わがままを繕わない、いい仕事をする男」っぷりを生きて眼前で見せる人として登場します。
一方、タナベは愛を選んだ人間の一つの終着点として描かれますが、ハチマキの生き方との対立点が明瞭に描かれます。
2つの対照的な生き方の間での、
ハチマキの心情の揺れとが2巻の読みどころです。
そして、描いた夢にエゴイスティックに邁進する姿は、ある意味親近感を感じるところでもあります。
これらはすべて3巻のテーマのための布石でもあります。
プラネテス(1) (モーニングKC (735))
今、BS放送で朝やっているようですが、それを見てから買う方は注意!アニメとは違います(もちろん本が先なのでアニメが違うのですが)。方向性は同じですが登場人物やSTORYが漫画にはなかったものが出ています。しかしどちらも面白いことは確かです。私は漫画が先だったのでアニメに違和感がありましたが、違うものとして見たら面白いと思えるようになりました。アニメから入る人も、違うものとして見た方が良いかも。
しかし、断然お勧めします!!!!SFながら、すんなりと受け入れられるのは、未来に対して飛躍した描写が無いことと登場人物の心の描写がすばらしく良くできているからなのでしょう。この絵のタッチが嫌いなんていう人も、そんなことは全然気にならなくなりますよ。試し読みのできる本屋さんもあるので、とにかく一度手に取ってみて!