ラスト・ワルツ 特別編 [DVD]
1976年、サンフランシスコのウィンターランドで開かれたロビー・ロバートスン率いるザ・バンド解散コンサートのドキュメントフィルム。制作はマーティン・スコセッシ監督。ロバートスンの冒頭の言葉「始まりの終わり、終わりの始まり」はラングスト・ヒューズの詩を借りたものだろう。ロックはブルースやカントリー、ブルーグラスなどがメンフィスのリズムと融合してできた。ティンパン・アレーとは程遠いところから始まり、地を這い大衆の心を捉えた。しかしやがて強大な資本に巻き込まれてトーテム・ボールのてっぺんにまで上ってしまったのである。「ロード(ツアー)は学校だったけど、多くの人たちが死んでいった。ハンク・ウィリアムズ、オーティス・レディング、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、エルヴィス…。こんな生活は続けられない」・・それがファイナルコンサートへの決意だった。ヴァン・モリスン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ポール・バターフィールドなどなど豪華なゲストを交えてコンサートは展開する。そしてそれはボブ・ディランの "I Shall Be Released" で最高潮に達する。しかし私はなぜかリック・ダンコ、レヴォン・ヘルムと一緒に "Evangeline" を歌うエミルー・ハリスの姿が瞼に残って忘れられない。
ラスト・ワルツ 特別編 [DVD]
通販限定販売である「Rock'n'roll Hall of Fame」 (1986年開設のRock殿堂入りセレモニーDVD.5枚組ドキュメンタリー)を改めて見たが 1994年にTHE BANDはプレゼンテーター、クラプトンの元授賞している。 クラプトン曰く、Creamを脱退した要因の一つにTHE BANDのLiveを見て歓喜乱舞し、memberに入れてもらいたかったと明かしている
話は戻って
この作品、正しくRockがRockであった「最後」の映像記録であろう。
その後Rockは商業主義一辺倒のPop.Musicと退化していく事となる。
個人的にはTHE.WHOの「キッズアーオールライト」と共に「一家に一枚」の必需品とあいなっている。
Stones
Stones、Iam...Isaidを含むアルバムです。
NEILのアルバムは大半がオリジナル曲ですが、このアルバムは6曲がカヴァーです。
ヴォーカリストとして勝負したアルバムです。なかなか味わいがあります。
ダイヤモンド・エイジ (海外SFノヴェルズ)
ページ数は多いですが、最後に近づくにつれ残りのページ数が少ないのが心配になり、読み終わると仕方がないので自分で続編を書き足そうかと迷ってしまいます。それほどにそこから現実世界に戻されることが不当に感じてしまうくらいに没頭できる物語です。
サイバーパンクのSFですから得体の知れないコンピュータやハッカー用語が出てきますが、機械オンチにもぜんぜん気にならない程度で、ファンタジーとして楽しめるものと思います。
ちなみに、私はエリザベスとフォアナの扱いに不満を感じています。でもスティーブンスンはもう続編を書くつもりなんかさらさらないでしょうから私は困ります。