ロッキー・ベスト
凄いことだと思う。映画もテーマ曲も、こんなに有名な作品は他には、見当たらない。音楽としても一曲、一曲ぜんぶ名曲だ。何回このアルバムに励まされ生きてきた、だろう。思い出も涙も汗も青春も染み込んだ一枚だ。トレーニングにも最適。気合いを入れる場面も。映画としては、あまりメジャー過ぎて、何となく嫌いなんて声も時々、聞くが、そんな人とは、うまくやっていけそうにない。このアルバムを語る価値のある人と、また出会ってみたいものだ…
ロッキー・ザ・ファイナル [Blu-ray]
60歳でボクシング? それも現役チャンピオンと? スターローンとしてはどうしてもやりたかったみたいですな?! この『ロッキー』シリーズを観て多くの方が自分の人生観を見つめ直したのではないでしょうか?
今回は相手が誰であろうと、勝敗はともかくとして自分の体力(年齢)との闘いだったのですね。やはり体はさすがにふっくらとして、いかにも絞込みにはかなり苦労したと思いますが、筋肉は60歳とは思えないぐらいがっしりと付いていました。
ロッキーから学ぶものはたくさんあると思いますが、『歳には勝てない』はもはや言い訳としては通用しなくなりました。団塊世代に対して痛烈なメッセージとなったのは言うまでもないが。
そして、ロッキーは誰に対しても常に平等な立場で物事を考えているし、対戦相手に対しても、尊敬の念を忘れてはいない。相手を罵ったり、ただ強さだけをアピールするボクサーも最近多くなっているが、人間として尊敬できる模範のような行動が伴っていなければならないことをロッキーは教えてくれている。
ロッキーは今作が本当に最後なの? もう一度やりましょうよ! タイソン戦が観てみたいね!
さあ!ロッキーが終われば次はもちろん『ランボー』ですね! 2008年5月リリース予定『John Rambo』が早く観たい!!!!
ザ・ベスト・オブ・ロッキー
選曲については好みもあるかもしれませんが、最大公約数的なベストと言える
内容だと思います(4作目の「トレーニング・モンタージュ」が収録されていな
いのが残念といえば残念)。以前に出ていたベスト盤では本命版というカバーバ
ージョンでの収録だった「ロッキーのテーマ(Gonna Fly Now)」も今回はちゃ
んとサントラ音源。
『ロッキー・ザ・ファイナル』の予告編でもかなり気分を高揚させてくれる新曲
「It' a fight」もいい(2007.3.30追記:アメリカ版予告編では試合に向かうロ
ッキーの姿のバックに流れますが、日本版予告編にはこの楽曲は使用されていな
いようです)。
で☆1つマイナスの理由はいくつかの曲の前後に映画からのセリフが入るため。
具体的には1、2、3、6、9、12、16曲目のあとと3曲目の冒頭。
特に3曲目は曲とかぶるようにセリフが入っている。映画の雰囲気を味わ
うにはいいかもしれないが、楽曲のみを楽しみたかったので少々邪魔に感じた。
とはいえロッキー最終章の公開にあわせて気分を盛り上げるためのアイテムと
しては充分機能するアルバムだと思われる。
ザ・ベスト・オブ・ロッキー「ロッキー・ザ・ファイナル」サウンドトラック
最新作のサントラでありながら、シリーズのベスト盤でもある。
5のエンディング曲のエルトンジョンの曲があれば満点でした。5からの曲は収録されるのに。
とは言えど、名曲ぞろいです。
やっぱり「ロッキーのテーマ」は最高です。映画史に残る名曲ではないでしょうか。
ロッキー・ザ・ファイナル
映画本編は、今まで味わったことのないほどの感動を体験できた・・・。
60歳でボクシングをまた始めるなんていえば、普通の感覚では、無謀と取られかねない夢だが、観ていく内に「ロッキーはボクシングをやるべきだ」と観客に感じさせてしまう、スタローンの驚異の脚本力は脱帽ものだ。
その力は、この小説でも健在だ。
正直この本の存在は随分後になってから知ったが、読み始めてみると、映画のシーンが思い起こされるし、何より、映画では描ききれなかった、各人物の心理描写などが書かれていて、大変面白かった。
僕は、ロッキーが大好きだ。
愛があり、優しく、寛容で、それでいて胸にいつもアツイものを持ち続けている・・・。下手だけど、愛嬌のあるジョークを飛ばすところなんかも、全て含めて大好きだ。
僕にとって理想の人、それがロッキーだ。
この作品で、それを再確認できた。
ありがとう、ロッキー!!