泰安洋行(紙ジャケット仕様)
実はわたしは、細野晴臣をボーカリストとしてリスペクトしている。
この絶妙の節回し、彼の持つリズムへの感覚は日本人とは思えない。
自然体から繰り出される力みのない自由な声に導かれて、どうぞ
SWING & ROLL な船旅を。
ボンボヤージュ!
FABULOUS~F4 BEST SELECTIONS
2008年10月3日横浜アリーナでのコンサートの予習に購入しました。
大好きな『君につづく道』の曲からはじり、
次は『流星花園』と、ドラマが思い出されるアルバムなので満足です。
スパルタンX [Blu-ray]
ソフトリリースのたび、TV放送のたびに音楽がキース・モリソンでない事に失望させられてきた難儀な映画スパルタンXがようやく納得のいく仕様で発売されました。
発売前の告知では不明だった点が視聴により明らかになったので気がついた点をいくつか。
■英語音声
5.1ch仕様。音楽はキース・モリソン!ようやく念願がかないました。
■日本語音声
ステレオ仕様。TV放映時は広東語版BGMの日本語吹替でしたが本BDの新録吹替はキース・モリソン版で製作されています。これは嬉しい。
TV版吹替収録ではない新規録音吹替に関しては批判意見があるかもしれませんが出来は良いと思います。
石丸博也、古谷徹、水島裕の演技も勢いがあって聴いてて気持ちが良いです(石丸氏は御年70ですが衰えを全く感じないのが凄い)。
他の声優陣は大塚芳忠(伯爵)、小山力也(ユキーデ)、野島昭生(執事)、園崎未恵(シルビア)と中々の豪華キャスト。
自分は大塚氏のファンなので出演は嬉しいですね。小山氏はほとんどセリフのない役なので贅沢な使い方かも。
ただ、新録吹替にも部分的にBGMが広東語版のものに切り替わるという欠点があります。
何故こんな仕様になったのか不明ですがディスコシーンで印象的なモリソンの曲がかからないのは気になりますね。
英語版音声はモリソンのオリジナルのBGMのままなのが救いですが。
■画質
古い香港映画はマスター自体が良くないケースが多く、本作もハリウッド映画のデジタルリマスター版のような高画質は望めませんが現時点では最良の画質と思われます。
淡い色合いにややボヤケ気味の画調もこれはこれで80年代的な味わいがあるかと。
精細感はあまり感じない画ですがサモ・ハンと伯爵のチャンバラシーンでは伯爵がスタントに変わっていることに気が付きました。
マスク越しの顔はユン・ピョウに見えるのですが如何でしょうか?
■日本公開復刻版
注目の映像特典ですがSD画質かつ酷いマスター(VHS?)を使用しているのでオマケと考えたほうが良いです。
HD版との違いはオープニングクレジットとNG集エンディングだけのようなので、OPとED以外はHDに切替えて視聴するのが良いと思われます。
不満な点もあるかもしれませんが当分このBDを超える仕様のリリースがあるとは考えにくいので、価格も手頃ですしファンなら抑えておいたほうが良いと思います。
最後にひとつ、キース・モリソンは数々の名曲を作りながらも早逝された木森敏之氏の別名義ですが、木森氏がサントラを担当されたアニメ「ダーティペア」に「シルビアのテーマ」にそっくりな曲があります。
興味のある方は聴いてみてください。