ハイヌミカゼ
多彩なプロデューサーを迎えた02年のデビュー作。過剰な装飾を排し音数少なめの間を生かしたサウンドと、圧倒的な存在感を誇る凛とした歌声が生み出す荘厳な美しさに何度聴いても胸を打たれます。聴き手に深い感動をもたらしてくれる文句なしの最高傑作。
ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT
中身が濃くて、買ってから読み終えるまでかなりの時間を費やしてしまった。やはり坂本氏が自分の言葉で語った部分が一番興味深いのだが、他の人々の坂本龍一論も学ぶべきところがたくさんある。それにしてもたくさんの仕事をしている人だ・・・・。ソロアルバムはベーシックに回帰した頃からほとんど聴かなくなってしまったが、YMO時代と並行して出されたソロやその後、POPを目指したアルバムあたりまでは全て購入していた。時代を築いた坂本氏はやはりすごい。私生活には・・・触れないことにしよう(苦笑)。
Augusta Camp 2002 [DVD]
夏の恒例イベントとなったオーガスタ・キャンプ。
千葉マリンスタジアムで行われた2002年版を収録した本作は、
去年のものより曲数も多く、空撮まで使われていて内容充実。
杏子ねーさんのロックソウル弾ける熱唱に始まり、まさやんの奥ゆき深いサウンド、今夏の主役ちとせ歌姫のいのち溢れる歌声、シカオちゃんのクールで大人なステージ、そして新生復活した福耳の大合唱、ラストは夜空に打ちあがる花火!
特典にはメイキング&舞台裏映像と、福耳及びオーガスタファミリー全員集合の「10Years After」PVも。
オフィス・オーガスタに所属するアーティストたちの個性と才能に感嘆し、また彼らの仲の良さに微笑ましさを覚えること請け合いです!!
ただ一つ、本当に残念なこと・・・
佐藤洋介氏の入院でCOIL・Propoが参加できなかったこと。
彼らのライブ演奏がないのは非常に惜しい。
なので本当のところは、星5つマイナス0.5といったところです>_<
童神 ~私の宝物~
古謝美佐子さんの作曲で、数々のボーカリストに
カバーされている名曲。曲自体に力があるので、
知名度と歌唱力のある歌い手だとポピュラーとしての
広がりに、妨げとなっているのかも知れない。
このCDのボーカリストは、歌唱力としては
必要十分であり、元ちとせのアクを抜いたような
感じで耳に心地よい。
B面の「星の咲く路」にも、奄美のコブシが
小気味よく最低限にちりばめられており、
ポピュラーとして成立している。
普段は、ジャズや洋楽しかCDでは買わないので、
ダウンロードでも良かったのだが、偶然ラジオで
聴いて、なんとなく久しぶりに日本物のCDを
買いたくなるような、魅力ある作品となった。
日本にも、すごいボーカリストが出現してくれて
有り難いのだが、今の日本では爆発的には売れない
かも知れない。市場では、お笑い芸人のどんちゃん騒ぎ
の歌の方が売れるようだ。それが悲しい。
BLOOD+ COMPLETE BEST
とても素晴らしかったです!!
CDを聴いた瞬間BLOOD+と泣いたり笑ったりした1年間がブワーッと思い出されて・・。
特に、元ちとせさんの「かたり継ぐこと」が流れ出した瞬間あの最終回のラスト、カイが小夜に「お休み、サヤ」というシーンが出てきてまたしても涙ボロボロに・・・曲と一緒に名シーンが出てくるっていいですね。
DVDでは見たかったOP・EDが見れて改めていいなって思えましたvv
ただちょっと物足りなかったなァと思うのがブックレットで・・最後なのだから全員集合の絵が一度でも見たかったなと思います。シュバリエたちのイラストがあったらと思うのはワガママでしょうか?