キャプテン・アメリカ:ニューディール
2001年9月11日。全世界に衝撃を与えたあの事件でマーベルが目撃者に選んだのは、ヒーローの中でも民間人に近い存在のスパイダーマンでした(2001年12月に発行されたアメイジング・スパイダーマン誌にて)。そして2002年6月、これからのテロとの向き合い方をどうするかというメッセンジャーに選ばれたのは、ヒーローの中でも兵士に近いキャプテン・アメリカでした。
なぜ、彼だったのか。読み終わってもその疑問が頭の中から拭いきれません。彼は兵士であり、今後もテロと戦い続けます。テロを起こすものの事情も複雑で、その根源がアメリカにあるかもしれないと知りながら、多くの罪なき人の命を守るため、その首領をやむなく殺害する。そんな彼がメッセンジャーに選ばれた理由ってなんなのか。
例えば、人間の高貴さに触れた宇宙人のシルバーサーファーだったら。または人類を等しく下等だとみなすマグニートーだったら。或いはそれこそ一般人の視点を持つスパイダーマンだったら。
ニック・フューリー以外、敵も含めてメジャーなキャラは出てこないこの作品でキャップは、人として強くあれ、憎悪が人を盲目にする、罪なき命を守りたい、本当に痛みを知るならば他人に同じことができるはずがない、と言います。間違っているとは思わない。けど、何故それを「兵士」である彼に言わせたのか。私がアメリカ人ではないからピンとこないだけなのか、単に私が人としてズレているだけなのか。自分自身でもよくわからないまま、作中で「降りかかる火の粉」をことさらカッコよく払いのけるキャップの姿を読み返しつつ、首をひねり続けております。
NHK ニュースの音楽2010
ニュース系の音源入りCDが発売されるなんて珍しいですね。
だからこそ、多少価格が高くなっても良いので、
最近のばかりではなく歴代のものも入れて欲しかったなぁ…って思ったりします。
首都圏ネットワークが収録されているのに
首都圏ニュース845は収録されてないので残念です。
首都圏ネットワークや、首都圏ニュース845に当たる時間枠は、
地方によって番組名も違いますし、テーマ曲も全然違うものになると思います。
地方のも入ってると、首都圏外在住の人も嬉しいと思うのだけど…。
その辺は難しい部分もあるのかも知れませんが。
続編が出て欲しいと、密かに期待しつつ…。