金山一彦流チャーハンの極意&おかずの素スペシャル
男性の単身赴任なら、多少は料理をする機会がある筈。
料理が趣味とかの凝らない人なら、最初に学ぶ料理本はコレがオススメだ。
チャーハンがグラビアモデルみたいな綺麗な本で料理をしなくても楽しめる本。
どの料理・・・つってもチャーハンばかりだが、簡単そうで試してみたくなる。
試してみると分かるが、実際簡単でしかも美味しいのだ。
料理作るの面倒じゃん。チャーハンとインスタントラーメンで充分。
飽きたらコンビニ弁当か外食で・・・そう思っていたハズなのだが、
うどん・カレー・きょうの料理ビギナーズ1年分・包丁の研ぎ方などの料理本。
俺が凝るヤツなのかこの本の魔力がスゴいのかは分かりませんが、何でも料理
する人になってしまった。
単身赴任にオススメしてますが、まだ私は経験しておりません。(もうすぐなる)
自分がもっとも料理したのがこの本のレシピ。買って一年以上たちましたが、
今も週イチぐらいで実践してます。
料理あまりしない人には特にオススメ。外食ですますかって日は確実に減りますよ。
十三戸のムラ輝く
山形県金山町杉沢集落を舞台としての田舎あるいは過疎という文脈の中に流れる人々の輝き光放つ生き方の物語。
栗田ご夫妻の歴史と日常を綴りながらムラに生きることの素晴らしさが写真と共に描かれている。栗田さんが「自創自給」と名付ける生活は、儲かる農業の呪縛から解放され、豊かに暮らす農林業を目指すものだと言う。そして仕事を楽しくすることに心したと。
そしてタラの芽の生産地として品質日本一とまで言われる地域に育てるのだが、決して秘密主義に陥ることなく全ての情報技術をオープンにするという姿勢を貫く、さらには成功している地域や失敗した産地の山梨にまで出かけて将来への計画を立てる。(失敗の原因は連作であり、後継作物を模索し雪ウルイにたどり着く)
また今では珍しくはないかもしれないが、農業体験、民泊を通してムラの伝統工芸や山歩きのイベントを地元の老人に委託し大成功していく。そこにはJR東日本のホテルとの詳細な契約や計画の努力がうかがえる。そして杉沢は「面白い」という評判に繋がっていく。
ムラの入り口には「共生のむら すぎさわ」の看板に「自然と人間」「山村と都市」「歴史と未来」と書かれている。
こんなムラ作りの思想には内山節さんが大きく関わっていた。
栗田さんは内山さんの「山里の釣り」を読まれていて、その後の内山哲学に魅了され講演を御願いしたそうである。それも「とりあえず10年間つづけて」、これは「村では何でも10年が一単位」という栗田さんの思いからであり、1994年から「山里フォーラム」という名称ですでに10年を越えて行なわれている。
最終章は内山さんが書かれているが、非常に示唆に富む。ムラと言う言葉は輝きを見せていると言う。古い、遅れている、封建的といった常套句から、自然と結ばれた暮らしのある場所、人と人とが絆をもって暮らす、地域に受け継がれた文化がある、人々にさまざまな技や知恵がある場所である。と
そして、内山さんは最後に、杉沢でのどこの村よりも早く始めた取り組みを評価しつつ言い切ります。
だがここを訪れた人々が二度、三度とたずねてくるのは、この「新しさ」に魅かれて、ではない。その奥に流れている、保存されている何かが豊かさとは何かを感じさせるのである。私たちが失ったもの。しかし、いま取り戻したくなっているもの。それが杉沢という「村」には存在している。
ねじ式 [DVD]
メメクラゲに噛まれて静脈を切ってしまい、漁村の女医に静脈をつなげてもらう、その道具がネジということで、つげ義春が見た夢を漫画にしたんだって、映画に出てくる「メメクラゲ」は、つげ義春が「××クラゲ」と書いたものを編集者が誤植して、メメクラゲになったんだって。バカ式、おざ式、さん式などいろいろな漫画家がパロディを発表しているんだって、Dr.スランプのネジしき君は狐の子供で、この映画に出てくる機関車を運転している子供そのものなんだって。いろいろエピソードが多い原作の「ねじ式」ですが、この映画ではちょっと中だるんでしまいました。すいません。世界観などとてもいいんですけど、セックスシーンがちょっと長く、そこを少しづつ、つまんで、短くすれば中だるみしなかったような気がします。浅野忠信の独り言解説が雰囲気があり、良かったと思います。この夢は性夢なので、詫びた不条理な性欲の世界がとても素敵です。性欲なのに詫びた世界というのがいいんでしょうね。
私立探偵 濱マイク 11 アレックス・コックス監督「女と男、男と女」 [DVD]
まるで『ストレート・トゥ・ヘル』日本版のようで最高でした!
日本でもマカロニ・ウエスタンが撮れるんだな〜と感動w
音楽がアレックス・コックスのファンには嬉しいプレイ・フォー・レイン!
塚本晋也もいい味出してました。