会社の外で月10万円!シッカリ稼ぐ副業・内職入門
著者は28歳ですが、元々ブログをRSSで読んでいて、かなり参考になったので本も購入してみました。前回の本に続き2冊目です・・・。
この副業本は自分のモチベーションを上げてくれるような存在ですね。今までグレーだった副業が「絶対にすべき生活の一部」に思えてきます。
初めての副業はお小遣い程度かもしれませんが、それをきっかけにして、お金持ちになる収益獲得のプロセスまで紹介されています。
また、副業を短期的な収益源ではなく、長期に渡って活かす視点が重要だと知りました。
あえて言うなら、もっと失敗例が載っていても良かったと思います。「こうしたら稼げなかった」「あれで時間を無駄にした」ような体験談があれば、より読み応えがあるはずです。
週末起業 (ちくま新書)
この本のコンセプトである
『今の仕事は辞めずに、休みの日や空いた時間を使って、
自分の好きな事、得意な事で起業をする』
という考え方は、素晴らしいと思う。
なぜなら、そのやり方ならたとえ失敗したところで
「失うものは何も無い」からである。
日本人は基本的にとても真面目なので、何事にも
「けじめをつけてから」行動を起こしたがる人が多いように思う。
しかしこのご時勢、会社勤めを辞めてしまうのは本当に
「もったいない」のだ。
でも、実際問題として恐らく多くの人は、起業といっても
「何をやっていいのかわからない」という事で悩むのではないだろうか。
この本には、そういう人の為の対処法も載っている。
「趣味が高じて職業になった」 この本にも書かれている、
そういう状態になれれば、一番幸せなのだが。
早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法
良書ではあるのだが、
個人的に本書にて紹介される方々の本を読んでいたので、
若干新鮮みにかけた内容だった。
著者の事例と、他の早朝起業家の方々の事例を交えつつ
いかに朝の生産性がよいかが書いてある。
これはいい、と思い、すでに実践しているのが
電車通勤において、始発に近い電車にのることにより
通勤ラッシュの回避、すいている車内での成果物作成である。
また、電車通勤者でなくとも、早くに事務所につけば
電話や他者からの干渉に悩まされることなく
誰もいない静かな事務所で、効率よく仕事ができるということである。
本書を読むことで、早朝の生産性の高さを再認識させられた。
一つ残念な点として、他者の事例紹介のボリュームがかなり多く
著者の言葉が少ないように感じた。
裏返せば、早朝に動く人は、皆同じことを考えている。
ともいえるのだろうが...。
朝の時間の大切さを再認識できる一冊である。
会社にいながら年収3000万を実現する―「10万円起業」で金持ちになる方法
非常に参考になりました。最近の「起業を促す本」の中では特に本音満載の内容ではないかと思います。藤井孝一氏も「週末起業」という言葉で、会社を辞めずに起業することを提唱していますが、この本の和田秀樹氏ほど多方面にわたって本音を語ってはいないと思います。「起業には今の会社を辞める決断が非常に重要である」などと書いている本がある中、和田氏曰く、「どんなことがあっても会社にしがみついて一定の収入を確保しておくことだ。・・・宝くじを一枚買うために、あなたは会社を辞めるだろうか。そんなバカなことは誰だってしないはずだ」。和田氏の考えの方が理にかなっていると思います。これはサラリーマンが起業する場合に成功率を上げる最も重要な手法のひとつではないでしょうか。机上の理想論や自分のラッキー話からくる内容に留まることの多いこの手の本の中で、和田氏の冷静な分析による多くの考え方は非常に理にかなっていると思いました。非合法な詐欺に近い考え方(もちろんそれを良いとは言及していませんが)があったり、はたまた、理科系の試行的考え方があったりと、そのバラエティーに富む内容は信憑性を与えるとともに、読み物としても非常に面白いと思います。起業を目指す方にその可能性をたくさん提供してくれる一冊だと思います。