ガンパレード・オーケストラ 緑の章 ~狼と彼の少年~(通常版)
星の数は、白を遊んで、続けて緑も買うぐらい楽しんだ事を前提で付けました。
ちなみに、レビューかいてませんが、俺的な白の評価は全体で星3つ。
公式ブログでも言われてる通り、白と比べて全体的に高速化され、遊び易くなってます。
例えば、白じゃ微妙にトロかった選択肢の表示や決定時の反応が速くなっており、売店前でのコーヒーがぶ飲みタイムもサクサク進みます。
訓練の成功失敗の結果表示の演出、授業風景などをスキップできるようになりました。
6時間まとめての訓練での上昇値が増加し(白じゃ大成功で10、緑じゃ15)、一々30分ずつ訓練しなくても、それなりに成長できるようになりました。
白ではゲームに飽きる頃にようやく出現していた隠れキャラ4人の登場条件も緩和され、壬生屋や青の厚志を出す時のような苦行は無くなりました。心なしか移動速度も速くなってます。
基本システムは動物兵器の追加以外は白と変わりません。
ただし、ゲームバランスの激変により、プレイ感覚は随分違ってます。白と同じプレイスタイルは通用しません。
給料が高くなっていたり、消費発言力が大幅に増加していたり、
戦闘は白のように最強戦車で一騎当千とはいかなかったり・・・。
登場キャラは好みの問題でしょうが、緑のキャラは白と比べ多少黒いというか、戦争臭いです。こっちの方が前作マーチに近いですね。
システムは白と同じでも、白と同じことの繰り返しにはならないんで、
白の周回プレイで疲れたって人も気分を入れ替えて遊べるものと思います。
スーパースター・クリスマス
参加アーティストを見ているだけでも息切れがしそうなほど豪華なコンピレーション!
あまりの豪華さにクリスマスを忘れて聴き入ってしまいそうです。
どっぷりクリスマス気分に浸りたい方、またはこのアルバムに負けないぐらいゴージャスなクリスマスを過ごす予定の方にオススメ!
ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)
「ライ麦畑でつかまえて」で日本でも有名なJ.D.サリンジャーの自選短編集。「ライ麦...」は私が高校生の頃、若者のバイブルとして読まれたものだが、本作も同じ香りが漂って来る。ベトナム戦争のドロ沼化による厭戦(世)気分、それに伴い夢・希望を見失った若者の苦悩と喪失感、ベトナム帰りの青年の精神的瓦解。これらの背景を知らないと、各編の意図が分かり難いと思う。冒頭の「バナナフィッシュにうってつけの日」における青年の行動がまさに典型である。
各編を貫くのは、戦争・暴力の否定であり、当時の社会の中で生きる若者や世の中に馴染めない人達への応援歌である。ただし、素直なストーリーは少なく、読者を突き放した書き方をしているので、チョット取っ付きにくいかもしれない。(武闘派の)ヘミングウェイを揶揄した箇所が多いのは、個人的な悪感情か ? その中で「笑う男」は荒唐無稽な創話が現実に影を落とすストーリー・テリングの巧みさが光る。次編「小舟のほとりで」と共に、作者が子供に暖かい眼差しを注いでいる事が窺える。「エズミに捧ぐ」は冒頭の結婚式への招待状から、それに繋がる過去のある一日の甘酸っぱい回想、そして主題に移る構成が作者の意匠を明言しているかのよう。「愛らしき口もと目は緑」は電話での会話だけで構成した皮肉な内容の作品だが、電話相手が元軍人である事を明示している点に注意したい。「ド・ド−ミエ=スミスの青の時代」は「ライ麦...」を想起させる伸びやかな筆致の作品。「テディ」は天才少年を通じて東洋的輪廻思想を語った不思議な作品。
まさにアメリカ文学の良心を凝縮したような珠玉の短編集。
ぷいぷい!1 (MFコミックス アライブシリーズ)
内容は原作の一巻の最初から中盤辺りが漫画になっています。原作では絵が無かったアルフの両親やシエラの父親の顔や姿も分かります。絵を描いてる人は原作の絵を描いてる人と同じ人で、個人的には原作の雰囲気は出てると思います。漫画版も二巻や三巻や四巻と長く続いてほしいので、いろいろ期待をこめて★五つです。