ベリー・ザ・ハチェット
「原点復帰」を解説にはありましたが、「Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?」のときの耳障りのよい、もしかすれば不安定な優しさとは違い、母親となったドロレスの力強いおだやかな優しさとなっていて、安心感を覚えます。
マスコミから受ける様々なバッシング、中傷の中でもがき、やみくもに戦っていたような今までの作品とは違い、余裕が感じられ、クランベリーズというバンドとしてここで一度、完成形を創りあげた印象です。ですので、今までのドロレスの心の叫びのような悲痛なメロディを好んでいた方には物足りないかもしれません。
より力強く、完成されたサウンドですので、今までの作品は「身構えて曲を聴く」姿勢を強く求められましたが、今作品は今までのようにじっくり聴き入ることはもちろん、BGMとしても心地よく聴けます。
クラ☆クラ Classy☆Cranberry's
全クリアしての感想。
自分は抜きゲ目的で買ったのでシナリオの評価はしません。
エロテキストがどのヒロインも変わり映えしないのであまり使えなかった、ヒロインも魅力を感じません、全てのヒロインが大した理由も無く主人公にベタ惚れしてるので個性というものを感じられなかったのが要因かと思う。
エロのシチュエーションは可も不可もなく、特殊な物は無かったです、腹ボテが有ったのは個人的に高評価です、1キャラにしか無かったのは残念。
サブキャラにもエロがありますが本番エロが無いのは残念としか言いようが無い、前戯止まりで終了なので無くても善かったんじゃないかと思う。
主人公の鈍感度が失笑レベルなので嫌悪しましたがハーレムシナリオでの主人公は良かったと思う、欲望に忠実となった所が本来の主人公なのではと思えてくる。
・総評
今作の純愛要素が足を引っ張ってる感がある、下手な道徳観・常識に囚われてしまい肝心のエロが微妙に感じてしまうのは残念に思う、FDが出るのなら覚醒(笑)した主人公がどんな行動をするのかを期待したい。
ノー・ニード・トゥ・アーギュ
アイルランドと言えば、U2とかエンヤを思い出す人も多いだろうけど、皆共通するのは、どこか透明でありながら荘厳なメロディ。クランベリーズも初期の頃は同じ匂いがする。あえて言えばケルトの匂いかな。ドロレスのボーカルはブルガリアン・ボイス風のバイブレーションがあるし、ハードな曲もメロウな曲も良い出来だと思います。
アイリッシュ・ロックの世界を堪能出来る一枚です。