両さんの地図大達人 (満点ゲットシリーズ/こちら葛飾区亀有公園前派出所)
こち亀が小学生のための学習マンガ本になりました。
これは地図の読み方と書き方をマスターできる本です。
普段、冒険いっぱい・ハチャメチャな両さんだけあって
ストーリーもオリジナルに負けず劣らずの面白さ。
しかも章末の練習問題がとても実戦的!
案内図・見取り図の読み方→地図記号・縮尺・時差問題
と段階的にレベルアップ。小学生だけに読ませるのはもったいない。
読図力アップを図る中高生から楽しいドライブを計画している
大人の方もぜひどうぞ!!
みんなが知りたい地図の疑問50 地図はなぜ北が上なの?なぜコンビニのマークは地図記号にないの? (サイエンス・アイ新書)
私は地図関連の仕事をしているので地図には詳しい方ですが、この本を読んで、知らない事や新しい発見があり、楽しく読めました。
本は50の疑問に答える形で書かれていますが、例えば、”砂漠の民は砂漠で道に迷わないと聞くが、あれはなぜなの?”では日頃、地図を使わない人の気が知れないと思っている私も認識を新たにしました。
”アメリカの世界地図を見て驚いた。日本が端っこなのはいったいなぜ?”では、太平洋、大西洋、インド洋中心の世界地図が表示されていますが、現在の中国やインドの躍進振りを見ていると、インド洋中心の世界地図が今後の行方を暗示しているようで勝手に頷いてしまいました。
この本を読んで何を発見するかは読んだ人によるかと思いますが、50の項目にある多くの地図を見ると、人それぞれの発見があると思います。地図は人の認識を変えるものだなと改めて思いました。
カーナビやGoogle MapsなどIT技術により、地図の役割も大きく変わりました。この本は従来の古風な”地図”の解説に留まらず、最新のIT技術を前提にしたこれからの地図について考える上でとても参考になる、いい本だと思います。
残念なのは判型が新書なので地図が小さいことと、興味のある地図へのリンクも多いのですが、紙の本なのですぐに見る事ができない事です。
是非、iPad版を出して欲しいと思いました。
都道府県かるた
小学校で社会が始まりました。
いままでは旅行したところを地図で見てみようと言っても
なかなか興味を示してくれなかったのですが、かるたの中に
知っている県名が出てくるとここ行ったことあるよねと
以前より興味を持ってくれるようになりました。