そういうふうにできている
さくらももこの作品はこの作品を期にどんどん急下降して行きますので、この本はギリギリの所で面白い部類に入るんじゃないでしょうか?内容は出産にまつわるエピソードが書かれているので、出産経験の無い人、これから出産される人なんかは、「えーこんな風になるんだ」と思うだろうし、経験がある人は「私もおもったな」と言う感じです。他の出産の経験本と違う所は便秘や会陰切開など、かなりダークな部分も明るく書かれている所が彼女ならでは。かなりテンポ良く読めます。個人的にはこの作品以降は作風が変わっていくのでここがボーダーラインだと思っています。