LOVE STORIES III(CCCD)
特に聴きたいのは、ブレッドの「イフ」。番組とマッチした美しいメロディは最高です。TVドラマを知らない若い人にもおすすめです。
現在、この曲を手に入れようと思っても、ほとんど不可能なので、こうしたアルバムはうれしいです。
もう誰も愛さない BOX [DVD]
「ジェットコースター・ドラマ」代表作も初放映から、もう13年も経つのですね。
当時デビュー間もないながら、ノリにノッて自信あふれる吉田栄作は同性から見てもカッコ良かった!
また、ちょっと背伸び気味演技ながら、それまでの清純派イメージから脱皮(古い表現)を図った山口智子の汚れ役も話題になりました(靴をなめさせるシーンや、秘書役の男性を「林!(だったと思うのですが)」と怒鳴りながらビンタするシーンをやけに記憶しています。)。
そうそう、ビリー・ヒューズの主題歌もドラマに合っていて、ヒットしましたねえ。
とにかく今、見直すと、懐かしさとともに、あらためてドラマ自体の面白さをかみしめることができるのではないでしょうか。
うたかたのオペラ(紙ジャケット仕様)
紙ジャケは割高感はあるものの、レビューで知って即買いした。
私は80年代初頭に高校生だったので、懐かしさに夢中で聴いた。
当時、加藤氏と竹内まりやさんはテレビ音楽番組のナビゲーターだった。
番組の最後に、加藤氏は回転ステージでルムバアメリカンや、絹のシャツを着た女を歌った。
そこには理想の大人の姿があった。
詞のイメージが頭に映像として浮かび、すごい!と思った。
カシスって何?いつか絹のシャツを着てパリに行ってみたい。
田舎の女子高生を高揚させるパワーがあった。
輝け!木曜ドラマ王 90’s
この手のオムニバスの良い所は、既に歌手活動を引退してしまった人の作品が、ひょっこり復活したりするところである。今回は、ビリー・ヒューズ(Billie Hughes)の「とどかぬ想い(Welcome To The Edge)」がそれに当たる。アメリカでもTVテーマを作曲し、歌っていた彼だが、向こうではドラマ主題歌の地位が低いため、ソロCDは日本で出たあの1作しかない(バンド時代は2作あるが)。既にシングルもアルバムも廃盤。1作だけあるコンピはCCCDになってしまったので、通常CDでの初復活は密かに嬉しい。
悲しみは雪のように/浜田省吾、PRIDE/今井美樹、There will be love there/the brilliant green 等が収録されているから、内容は悪くない。ただ、決定的に目玉となる曲がないのが問題かなぁ。もっとも木曜はバラエティ優勢で、ヒットドラマは元々少ない。あっても、刑事モノや病院モノが多く、主題歌が売れない曜日なのだ。
Sonyが音頭を取ったのに欠けているなぁ、と思ったのが、「P.S. 元気です、俊平」の主題歌 Hysteric Blueの「なぜ…」 だが、メンバーがその後、重大事件を起こしたからだろうなぁ。
NOW 90’s BEST
懐かしくなって買ってみたが、期待していた以上のものはなかった、、、。
DISK2のバラードサイドはひどい。「ひどい」というのは楽曲のクオリティーが浅薄だということだ。
時代を象徴しているのか、音楽もまたペラペラ感が漂っている。(ただ単に収録楽曲がひどいだけなのかはわからんが。)
うわべだけのきれいさが強調された感が、これもまた時代を映し出している。
思うに90年代も時代を追っていくごとにひどくなっている。Wilson Phillipsの「Hold On」など時代前半のものはいいものもある。
DISK1のポップサイドは結構楽しめる。なつかしい元気のよいナンバーが続き、ドライブに良い。
特に、2.3.4.6.7.9.12曲目は個人的に好きだ。
というわけで、DISK1は★4つ、DISK2は★2つで間をとって★三つです。
耳にしたことある曲ばかりなので、持ってても損はありません。