夢みるころを過ぎても
シンガー&ソングライター岡村孝子さんのディープなファンは「孝子教」ともいうべき熱狂的な人々である。私もその末席に連なっているが、本書は結婚以前に語り下ろしたエッセイ。さわやかで負けん気の強い人柄がにじみ出ている。サッカー観戦で浦和レッズのサポーターの中、横浜マリノスを応援した話、「あれ?岡村孝子じゃないか」と思いながら、何も言わずレッズを応援した少年の話など、詩人としての感性もうかがえる。集団的熱狂とは違い、密教的な静かな熱狂のなかにある孝子さんファンの聖典である。
25th Anniversary “Aming” Concert Tour 2007 In the prime ~ひまわり [DVD]
BMG JAPANさん、あれで二千円近いアップはどんなもんでしょうか?
アマゾンは安いですけどね。
星1つ減らしたいとこでしたが、「あみん」に低い評価がつくとなんですので、内容重視で5つにしました。
DO MY BEST
デビュー当時から20周年を迎えた孝子さんの2枚組みベストアルバム。
彼女自身が監修を担当し、「あみん」時代の代表曲も含まれる。
シンガーソングライターとしての彼女の足跡を辿るものであり、彼女に
とってはこれが一区切り、云わば今後に向っての句読点なのだろう。
初めて彼女の作品を聴く人には、最初にお奨めしたいアルバムである。
Happyをさがして
岡村孝子さんのエッセイは、日常生活の事や音楽や育児の事が優しい口調で書かれていて、ほのぼのした気分になりました。特に母親としてのエッセイが多く、切ない気分や楽しい気持ちになりました。内田新哉さんのイラスト(繊細で優しい絵)と、孝子さんのエッセイの雰囲気が合っていて、とても素敵な本だと思います。