STORM!~SHOOTING GAME SOUND OMUNIBUS Vol.2~
AFTER BURNERは、流行ってた当時に発売されたCDに収録されているメロディ付きのものではなく、ゲーセンで実際に聞いたベース音から成るバージョンが収録されています。実際に筐体に乗ってゲームしていた世代には嬉しい限りです。
また、各ゲームの画面写真が載った解説も、青春時代を思い出させて泣かせます(私だけ?)。
残念なのは、各ゲーム2曲ずつしか入っていないので、居並ぶタイトルに比して物足りなさが残ってしまうことでしょうか。
とはいえ、これだけのメーカーの音源が1枚のアルバムに納められる企画はまずないでしょう。Vol.1の「BLAST!」ともどもお勧めします。
怒首領蜂大往生・ブラックレーベル EXTRA
先日アップデートパッチが配信され、多くのバグが修正されました。
アップデート前の感想は皆さんがおっしゃるとおりなので、アップデート後の感想を。
・ロード時間について
劇的な改善というわけではありませんが、起動時やメニューに戻る時などは多少早くなりました。
それでも最近のケイブ製のものやケツイには及びませんが・・・
個人的にはステージクリア時にデカデカと表示されてた不快な「Now Loading」の帯が
無くなっただけでも嬉しいです。あの帯は本当に不快だったので。
出来ればロード時間が短いシーンではあの帯は全て消して欲しかったですね。
・メニュー周りについて
残念ながら、決定ボタンを押しても反応しないという不具合は修正されてませんでした。
決定や戻るボタンが統一されてないのもそのまま。
またアップデート後は負荷軽減のためか、メニュー画面の背景の解像度が落ちてます。
井上淳哉氏の美麗なイラストがもったいないです。
あとゲーム中ポーズボタンを押してもすぐ解除されるという不具合に遭遇しました(再現度低い?)。
・リプレイについて
今のところは正常に動作してます。
・ゲーム内容について
恥ずかしながら移植度が分かるほどの腕前ではないので細かいことについては言えませんが、
フリーズ等の目に見えるような不具合は今のところありません。
(私は遭遇してませんが、黒モード2面3個目の蜂アイテムが消失するというバグがまだ起こるようです)
先述のロード表示も削除されたので、一度ゲームを始めてしまえば特にストレスになるようなものは無いです。
総括するとメニュー周り以外はようやく及第点と言ってもいいと思いますが、それだけになおさら
メニュー周りの不具合が残念でなりません。
ゲーム自体は、難度は高いですが大変面白いものです。
怒首領蜂 大復活 ver.1.5(初回限定版:特典アレンジCD、「怒首領蜂 大復活Ver1.51」ダウンロードトークンカード 同梱)
移植度は高いと思う。ただ処理落ちの場所が少し違うくらい、あとはほぼ完璧。
確かに弾は多いが、その分オートボムの装備やハイパー、自機の強化によりゲームの難易度は同社のSTGにしては1週目は非常にやさしい、また稼ぎも非常に楽しい。絶妙にバランスを取っていると思う。2週目(特に裏)は上級者にも歯ごたえのあり、良いと思う。
NOVICEモードは超初心者でも簡単にクリアーできるし、大往生機体でプレイするアレンジAは上級者にも良いと思う。強制的にパワースタイルになるので徹底したパターン構築が作れる。
ただアレンジBは正直ルールがよくわからんのであまり面白くない。
全体的にみると良作といえると思う。
「怒首領蜂大往生・ケツイ~絆地獄たち~」オリジナルサウンドトラック
というのが一番の印象でした。勿論良い意味でです。
近年、ゲームミュージックは、メディアの大容量化やハードの高性能化に伴い
それまでの制限が取り払われ、表現の幅が他の表現媒体のように広がり、
様々なジャンルの音楽がゲームミュージックに使われるようになりました。
現代においては特に、映画やアニメの音楽などにも劣らない、
非常にクオリティの高いゲームミュージックも当然のように見かけます。
そして従来用いてきたチップチューン、つまり
制限された音源を元に音楽を演奏する方式は
「必要性」の喪失により、次第に影をひそめていきました。
しかし、「必要性の無い」ものは、価値の無いものなのでしょうか?
並木学氏のこのゲームミュージックは
あえて制限の多い、
チップチューンによるゲーム音楽の表現がなされています。
具体的にはプレイステーション初期時代くらいの印象を受けました。
そして感じたことは、「ああ、良いなあ」です。
いわゆるピコピコ音と呼ばれる極端に制限されたチップチューンではありません
そのような極端な意味合い、または懐古的な意味合いでの良さでは無く、
チップチューンの表現技法としての普遍的な魅力をはなっていると感じました。
近年、XBOX360のLIVE アーケード等で、
昔ながらのサイドビューのゲームがたくさん出ている事をご存知でしょうか?
これらのゲームは構成がシンプルで、手軽に作れ、手軽に遊べるというメリットを有していますが
私が感じるのは、この制限の多い構成から感じる「普遍的な魅力」です。
こういうものが、「良い」のです
長々と語りましたが
並木学氏の奏でる世界観や煌びやかさに胸を躍らされ、
そして何より、ゲームミュージックって、良いなあと感じされられるサウンドトラックでした。
ゲームをプレイなさった方は勿論、
様々な方向の音楽に興味のある方は、是非手にとってみて
ゲームミュージックの持つ「普遍的な魅力」に触れてみてはいかがでしょうか?
怒首領蜂大往生&エスプガルーダ
トラック
01: Select
02: Stage1
03: Stage2
04: Stage3
05: Stage4
06: Boss
07: StageClear
08: Stage5
09: LastBoss
10: TrueLastBoss
11: Ending
12: NameEntry
13: GameOver
14: Select
15: Stage1&Stage5.2
16: Stage2
17: Stage3
18: Stage4
19: Boss
20: StageClear
21: Stage5.1
22: LastBoss
23: Ending
24: NameEntry
エスプガルーダの方はまだいいのですが、怒首領蜂大往生の一番格好いい
「黄流」と「緋蜂」の曲があまりにもアレンジされすぎて別の曲になってしまっています。
他のアレンジはまあまあです。
怒首領蜂大往生とエスプガルーダの曲はやはりオリジナルのケイブ発売のサントラの方がいいですね。(入手が困難ですが・・・)