前作ではアナキンの母親、今回はパドメへの愛を執拗に脅かすダース・シディアス、迷った末のダークサイドへの転身はパドメを救いたい一心だったのに・・・。
猜疑心や迷いによって判断力をなくすアナキンはマスター・ウインドウとダース・シディアスとの戦いで正邪を見極めることもできず、
さらにはパドメを驚愕させる結果となり・・・ついに二人の愛は破局します。シリーズの中で心の葛藤に重点をおいて描いていると思います。
でも一番怖かったのは、ダース・シディアスの合法的な世界支配と、そのために裏で行われる堕落への計画的な誘いです。
C3POの能天気なお気楽さ、R2-D2の大活躍もいつも通りですが、オビ・ワンの成長もまた見どころです。最も大切なものを理解し、迷いなく戦いへ赴く姿に感動です。
「新たなる希望」のルークが故郷を出ることが許されず、はるか宇宙に思いを向けるシーンに感動し、「帝国の逆襲」ではレーアとハン・ソロの恋の行方に気をもみました。
あーぁ、様々な出来事が一巡して完結したな、とため息でした。