水原大魔神ぎんくんのおもしろムービーリスト

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3.キングスフィールド
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5.TV
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7.FAITH OF LOVE
8.テロップ
9.マリオ・バルガス・リョサ
10.The Rutles

リクエストライヴ・アルバム~The ゲネプロ~「音帰し」  ファンからのリクエストで選んだ全13曲。
しかし、単なる再録盤ではないのは、商品の説明をご覧のとおりです。

 プレーヤーを再生すると、最初は『チャンピオン』。アリス時代の名曲ですね。何年前だったろうか?
歌を聴いて、まず驚くのが、声がまったく衰えていないこと。
 オドロキです。これが還暦を迎えた咽喉から発せられる声とは思えません。

 そのうえ、声の表現には、時を経て鈍く輝く漆(うるし)のような、なんとも形容しがたい味があります。
アリスのころは、若さで唄ってた。でも、今は円熟した全身全霊で唄っています。
 『いい日旅立ち』、『群青』が、とくに心に残りました。
いやぁ、シブいオヤジです。(^_^)

 そして、もう一つのオドロキは、堀内孝雄と矢沢透が参加して、アリスが一曲だけ再結成されたこと!
会場の歓声とざわめきは、わたしの心のオドロキと一緒でした。
 シブいだけではありません、チョイ悪(←死語?)なオヤジたちでもあります。

 あの曲も聴きたい、この曲はどうした?というアンコールの拍手をしましょう。
そんな期待もこめての☆☆☆☆☆です。

TELEPHONE この作品でBOWWOWがついに「もうポップ路線はいやだ!!」となった事が判る。
歌詞と曲と音(特にギターサウンド)が全く噛み合っていないのだが、これが逆にこの後のハードロック路線への回帰を予感させる。
特にM9:Short Pieceは「コンチクショー!」と言わんばかりの攻撃的なインスト曲で象徴的。

これはプロデューサーが全くBOWWOWに対し理解をしようとしなかったからだと私は思っている。
BOWWOWにハードロックを期待していた私は、本作のプロデューサーにはその意味で感謝している。

なお、M10:RAINY TRAINとM11:LAST SONGはシングル盤のみでアルバム未収録曲。

Light Mellow和モノ669―Including city pops,J-AOR,Japanese mellow groove and more… (MYCOMムック) 金澤寿和氏を筆頭とし、信頼出来る方々のリコメンドは
参考になる本かと思います。

ただ、いくつか言うとすれば、
『良くも悪くも選者の趣味』があるということは確かです。
つまり、載せられているアルバムすべてが、
金澤氏のお気に入りというわけでもないようです。
よくよく読むと、『OO氏はこういう系統が好きだな』と
解ってきます。
それを解ったうえで、活用するのが一番かと思います。
無論、その1人1人のカラーの違いが、
多彩なものを紹介できている側面もあるので、否定はしていません。

ただそう言った点での多少の残念なところというか、
難しいところは、
LIGHT MELLOWという名前で表現しているが、
『ライトなだけ』『メロウなだけ』という作品も多く含んでいる点です。
例えば、角松敏生のAll is Vanityはメロウですが、
ライトではなく重い作品ですし、
しばたはつみのLOTS OF LOVEも寺山修司の詩に歌を乗せた
深い作品です。確かにメロウではあっても。
他にも、斎藤誠氏のようなややフォーキーな音楽も入っています。
逆に、探すとライトだがメロウではないものもあります。

これは活用の際に注意したほうがいいかもしれません。

もういくつかあげれば、比較的最近の発売にも関わらず
廃盤表記になっていない廃盤(在庫切れなだけかもしれないが)
があったりと注意しなければならなかったり、
越美晴の作品のように、CD化されていたのに未CD化になっていたりと
データが甘い部分もあります。

とはいえ、昔の日本の素晴らしい音楽に
目を向けさせてくれる名著であることは間違いありません。
何だかんだ言っても、いい音楽を見つけるのに
かなり役に立つガイドであることは事実です。


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