カフェ・ブラジル
ブラジルといえばサンバとボサノヴァだけって思っていませんか?ショーロは楽器だけの編成で、いわゆるブラジルのクラシック音楽の大衆版(と自分では思う)で、コテコテのサンバを聴き過ぎて耳が疲れたら是非お勧めしたい一枚です。
優しく軽く耳をなでるギターとカヴァッコの音が心地良く、パンデイロのリズムがブラジルらしさを醸し出します。
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
ファミコン誕生前のPCゲーム全盛記にはエニックス、スクウェア等と
肩を並べていたファルコムと良く聞かされて来ました。
このタイトルはPCソフトでも既にリリースされたタイトルで
PC98版で最初に出たそうなので本当に一昔前になります。
グラフィックは綺麗で台詞と共に手前にバストアップの人物が
表記されるスタイルは今ではスタンダードなタイプです。
戦闘は正直チープ感があり、派手さはありません。
しかしレベルが上がりやすく、がんばるほど伸びるので
積極的に楽しむ気持ちになれます。
のんびりした牧歌的な雰囲気、クセの無い主人公などは
自意識過剰で人を食ったようなキャラクターやシナリオ、
強迫観念の強い世界観の多い昨今のゲームソフトの中では
ホッとする物でもあります。
音楽も綺麗で良い意味でゲームを支えています。
さておき頻繁にディスクを読み込みに行き、その度に
NowLoadingの文字が出ますが、もっと上手に誤魔化す
術はなかったのか、と残念です。
この文字が出る事でプレイヤーは余計に「またか」
「長いな」と感じさせられていると思います。
実際2~4秒かかる事が多いのですが自分にとっては
許容範囲です(有名タイトルでももっと酷いソフトはある)
全てが少し食い足りない部分はあります。
しかし携帯するゲームソフトとして、簡単であっさり
ちょっと楽しむにはなかなか良いと思いました。
自分の足でのんびり無理なく世界を歩いている。
そんな感覚の1本です。
ボイスは無く、人気声優や雑誌に頻繁に登場する
ゲームクリエイターなどの名前が連なっている訳ではないので、
そういう点を重視する人は止めた方がいいでしょう。