Live From London [DVD] [Import]
看板娘、ケリー・ジョンソンが抜けた後の84年末のライブ。でも、ギアは1つシフトアップした感じです。
まず、後釜のリード・ギター、クリス・ボナッチが良い。オープニングのC'mon let's goだけ聴いたら、どっちのプレーかわからないほど。確かに手数はケリーの方が多いかも知れんけど、私はクリスの奏法も好きです。
もっと驚いたのが、ベースのギル・ウエストン。最後のEmergencyの後半を聴いてください。キムのボーカル、クリスのギターに挑んでいく様に、ちょっと鳥肌立ちました。スタジオ盤では気づきませんでしたが、なかなかアタックの強いベースを弾く娘さんなんですね。女スティーブ・ハリスといったら、褒めすぎか−−などなど、いろいろ発見があります。
あえて不満な点をあげると、(1)収録時間が約60分と短い(2)20 Century Boy, Take It All Awayを演奏していない。ですが、これで2000円しないのだから、買い得だと断言します。
84年といえば、ヘビメタ全盛期。観客がリズム良くヘッドバンギングする様子も懐かしいです。なお、私の手元に届いたDVDは、リージョン2の日本製プレーヤーでかかりました。なぜでしょう???
Hit & Run Revisited
以前のアルバムは若さあふれるものであるならば、今回のアルバムはより重くヘヴィーになっている感じです。ヴォーカルのせいかな?演奏もエッジの効いたパンチさが増していてスカッとしましたよ。